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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:44 |
The buzzing book/James Thompsonマウスピースでのバズィングと、楽器をつけての練習を、交互に行うエチュード。B♭管用とC管用のCDが付属して、CDと一緒に練習します。Pipers で購入しました。
日本語訳小冊子も付いているので、なかなか面白い。自分のアンブッシュア、息、特にアパチュアの確認にも最適。ウォーム・アップにも、十分使えますね。伴奏CDと一緒に、演るので、耳の訓練にもなります。仕事前の、耳のリセット。サウンドとピッチのイメージを作る、助けになります。 ただ、マウスピースを、手で持って練習する時は、注意しましょう。左手の人差し指と親指で、先っぽを持つように。決して力を入れて、プッシュしないようにして下さい。ホントは「BERP 」や、「Brass Buzzer 」を使うのが理想です。
EX.1〜4までで、十分使えますね。って言うか、これ完璧に出来たら、凄いよ・・・。初心者には、マウスピースだけの練習については、五線の中のGまでで、十分だと思います。息の使い方と、正しいアンブッシュアの練習です。 EX.5〜8は、ここから、上級者向けです。ミドルレンジで、リップコントロールを学びます。興味深いのが、ここで、ペダル音域の重要性を、述べているところです。ハイノート習得では、必須だと言うのには、僕も賛成。CDと一緒にやれば、ペダル音域のイメージも、しやすいと思います。 EX.10〜11は、リップフレキシビリティを、つける訓練。マウスピースだけでやるのは、上級者でも、難しいかも?ピッチに気をつけないと、とんでもない音に行っちゃいます・・・。 EX.12〜14は、総合。ハイノートの習得。これは、かなり頑張らないと、最後まで到達できません。バテバテに、なっちゃいます。本番前は避けましょう・・・。 あとは、補足レッスンが、書いてあります。 集中して練習しましょう。息と、自分のサウンドに、常に気をつけなければ、なりません。「今この時」です。何を練習しているのか?何のための練習なのか?僕も、レッスン時には、口を酸っぱくして、吐いている言葉です。 結構、調子良くなっちゃいますね。コレやった後って。奏法の確認に、もってこいです。いいですよ。 |