メモ帳

簡単なコード進行とリフを書いた手帳の事。もう通じない言葉となってしまいました。


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今日は神大ジャズ研のセッションに遊びに行きました。セッションなんかの時に

「ちょっとメモ帳みさせて」

なーんて会話は、もう皆無ですね。今は

スタ本みせて」

だそうです。省略する所がナウでヤングですね。この小さい手帳サイズの譜面を持っている人は、もう居ません。昔は皆、コレでしたね。譜面なんか売っていないし、先輩が米国で手に入れて来た貴重な「RealBook」とか「1001」が、部室に置いてあって、せっせと自分のメモ帳に写していたもんです。今はコレを一人一冊持っているんだもの・・・。良い時代になったモノです。

ただ、残念なことに、物事が簡単に手に入る時代だからなのか、コードやメロディラインについて、深く考えない学生が多いですね。指標が「RealBook」しか無かった時代ですから、レコードを聴いてみて、全然違う事に気づいて、あーでもない、こーでもないと、仲間と議論しつつ書き加えていったりと。自分のメモ帳が厚くなるのが、ちょっぴり誇らしかった気持ちを覚えています。ただ、逆に上級生になると、メモ帳なんか見て演っているとバカにされちゃったりすると気がつきましたが・・・。

「It Could Happen To You」というスタンダード曲を演りました。例の本通りに演奏すれば、無難に終わるという間違った意識があるんでしょう。まぁアレはアレで基本的な進行なんですけどね。あの平和すぎるコード進行は、いただけません。1カッコのターンバック部を、bIII7 bVI7 II-7 V7 という定番の代理コードの進行にして、演っていました。全然付けてくれませんでした・・・orz・・・。

取り上げられる曲も、あの本に偏って、日和ってきているし、良いんだか悪いんだか・・・。昔は、「男は黙ってショーター物」だったり「ブルーベックに玉砕」してたりしなかったり・・・だったんですけどね。時代が変わってきているのですねぇ。


2006年10月26日 (木) at 03:03



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