Brian Bromberg @ Blue Note Tokyo

長野から帰ってきて、すかさずBlue Note Tokyoでの2ndステージに出かけました。


低音王の、彼のことだから、テナー、ピッコロ、多弦ベースを駆使して、低音地獄に導いてくれるのかと想像していたのですが、アコースティック一本でした。しかしながら、最初の一音から、聴いたこと無い程の音の迫力。どうなっているのか分からない超絶技巧の嵐。弦高すっげー低いんだろうな・・・。ドラムもウェックルだし、ファンキーなビートと、ワインに酔いまくる夜でした。

初っぱなに、新作Downright Uprightからハービーの「Chameleon」演った日にゃ、もう絶叫していました・・・私・・・。同じく新作に入っているザビヌル「Mercy, Mercy, Mercy」で、悶絶。アンコールは「Chicken」なんだもん・・・。仰け反りまくりです。

ゲイリー・ミークは、スケールを小さくしたボブ・ミンツァーみたいなサウンド。変態フレーズとブロウを、コンパクトに繰り出してきます。リック・ブラウンは、必殺マダムキラースマイルと、イナバウワー奏法で、スムース・ジャズの第一人者らしく無難でスムーズなソロ。ソフトでも、きらびやかな要素も、ちゃんと入っていて、芯のあるサウンドも好印象。マウスピースは、昔「MMP」と呼ばれていたMarcinkiewicz(マーシンキウィッツ)のコンサート ホールモデルで、以前から使っているヤツです。楽器も例のヒレ付き。ひとつ、試してみようかしら?

初日なのに、サウンドのまとまりは、最高です。多少、意思疎通の不具合はあったものの、そんな時の反応の早さは、流石に強者共です。無問題でした。

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しかし、終演後、メンバーと話そうとしたら係の人に阻止されて、一人づつサインを貰う列に並ばされた・・・。バカな日本人になった気分。ブロンバーグも、親切に応対してくれたのに、訳分からないシステムに戸惑ってしまった様子。以前は、バシバシ一緒に写真を撮っていたのに、これも NG だって。いつから、こんなバカげた事を始めたんだ?法外な値段を取っているんだから、自由に、やらせてくれよ!


2006年06月12日 (月) at 02:47



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