Flavio Boltro @ CHANEL NEXUS HALL


エリック・レニーニのグループが聴きたかったんですが、フラビオ・ボルトロのチケットを頂いたので、繰り出しました。予習していたのですが、朝届いたアルバム「40°」を一回流し聴き。おお、こっちはレニーニがピアノじゃん!やっぱレニーニがいいかも。

しかし、シャネルの前に出来た、開演を待つ行列は、異様でした。年齢層は高いし、まるで似つかわしくないオッサン達が作る隊列は、道行くセレブ達の好奇の視線を集めていました。もちろん初めて入りますよ。初シャネル!

  • Flavio Boltro(tp)
  • Frank Woeste (p)
  • Diego Imbert (b)
  • Francesco Sotgiu(ds)

4Fにあるネクサス・ホールという多目的スペースです。ボルトロはライトウェイトのバックかな?マウスピースはヘビータイプのモネなのかな?ホールコンサートではよく見えないのが残念。CD のジャケを見る限りではバックは写ってないので、ツアー用のセカンド楽器でしょう。

バピッシュなイタリアンジャズというより、新主流派寄りの音楽形態でした。ライヴは「There Is No Greater Love」から始まりました。やばい!スタンダードで、お茶を濁す気か?と心配になりましたが、後はオリジナルでアグレッシブなステージでした。ピアノのフランク・ベステは、ちょっとヤサ男で、浮遊感のある細かいフレージングが魅力。一番ちびっ子(笑)のディエゴ・アンベールのベースは堅実なライン。反応も早い。音響が悪くて、聴き取れない所が多くて残念でしたが、ヨーロッパのベースにハズレなしです。全然知らない人だったんですが、いい感じです。

「Idea」は目まぐるしくテンポが変化して、ゆらぎ自由度抜群。アツイ演奏です。ボルトロが「フゥ〜ッ!」って叫んでます。ちょっと気持ち悪いぞ...。ハイライトであるべき「First Smile」〜「Jazz A Doc」では、崩壊寸前...。原因はドラムかも。独特の空間を作り出しているフランシスコ・ソギューは、このバンドスタイルには合っていない。一番のキモのハズの「Jazz A Doc」のキメも出来ていなくてさ...。(笑ってんじゃねぇぞ!)もっと、きっちりした感じのドラマーだと聴きやすいかもしれません。空間系ドラムに乗れないで、うつらうつらしているお客さんが多数...orz

ボルトロのラッパはイタリア人らしく「何故こんなに速く吹けるのだ?」というくらい、音の洪水を浴びせかけます。思ったより、ハスキートーンを多用しています。フレーズ的には音の跳躍など超絶技巧を披露するのですが、ワンパターンで飽きてしまう場面も多くて、これからの幅の広がりに期待したい所です。このイヴェントのみの即席バンドだったので、レギュラーグループでのライヴが聴きたいですね。追いかけるミュージシャンが、増えていくので(財布が...)嬉しい悲鳴です。

2007年11月05日 (月) at 11:02



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