ヨコハマメリー
学生の頃、大荷物を持った白塗りの老婆が、関内あたりに居ました。謎でした。
横浜ニューテアトルにヨコハマメリーを観に行きました。連日、満員御礼の大盛況らしいです。3時からの回を観ようと思ったのですが、2時頃でチケットは完売で、次の5時からの整理券をもらって、時間を潰すことに。
せっかくだから、手煎り珈琲を飲もうと「壱番館」へ・・・店名が変わっていました。「明豆(めいず)cafe」という店に変わっていてビックリ。カップが変わってる。あぁ、世の中は、流れていくモノなのだなと、これから観る映画の伏線だったり。
時間になって、映画館に行くとイセザキモールに、番号順に並ばされて、順番に入場することに。こんなの初めて。渚ようこの「伊勢佐木町ブルース」が流れる。ジャズバージョン。ちょっと格好良かったり。
ヨコハマを代表する娼婦のメリーさん。70過ぎまで現役で稼いでいたんだから凄い。ある日突然、居なくなった。「そういえば、メリーさん見ないね」「死んだんじゃないの」って話していた、覚えがあります。馬車道の「Disc Union」のエレベーターで睨まれた犬番長も心配していましたが、老人ホームに入っていたんですね。
映画では、そんな「謎」が、メリーさんを支援していた、シャンソン歌手・永登元次郎(ゲイ)の語りで、明かされていくわけですが、「昔は良かったね」的な証言に終始していて、本質が見えてこないような気がするんです。
戦後、様々な文化や人間を融合させて、成長してきた「横浜」が、どう変わってしまったのか。黄金町の売春宿街も無くなり、メリーさんも生活出来なくなった街は、はたして「健全」なんでしょうか。昔は様々な生き方を、抱擁する懐の深い街だったのだなぁ。と、思ってしまいますね。街というか、人なんでしょうね。
帰りには、久しぶりに、老舗の「洋食キムラ」に寄る。と「牛タンシチュー」が、メニューから消えていた。ここにも、時代の流れが・・・。
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