172分も引っ張るネタか？ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいで観てしまいました。

デビッド・フィンチャー監督といえば、やはり「セブン」の衝撃が凄まじかった。映像的には派手さは無いものの、静かに迫る恐怖とどんでん返しにはビビりました。地味な絵で比べれば、ゾディアックは、もっと地味です。冒頭のカップル殺人や地下室に閉じ込められちゃうシーンでは、流石にウマイ！と感じる所もありましたが。

長い。( ﾟДﾟ)ﾈﾑﾋｰ

米国で起きた猟奇的連続殺人事件の話です。実話ドキュメンタリーといった雰囲気です。サイコスリラーを期待したのですが、捜査陣と犯人のそんな心理戦は全く無く、淡々とマヌケな捜査が進む2時間半なのです。本物の事件と同様未解決で終了。

CM でガンガン流れていたハズの暗号解読も説明不足で意味不明なまま。人物の描写も「漫画家さん、仕事しないでエェのか？奥さんの捜査力は、どこから？」と脅迫文さながらに、観ていて振り回されてしまい、スクリーンに向かって「もう、犯人コイツで、いいじゃん！」と叫び出したくなる始末。20年経っても登場人物が若々しいのもねぇ。

なんだったんだろ...orz。

ゾディアック公式サイト