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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:43 |
崖の上のポニョ今年の夏は一回聴くと一日中頭から離れなくなるポニョの歌に悩まされていたのでした。「未来少年コナン」「ルパン三世 カリオストロの城」「風の谷のナウシカ」で少年時代を過ごしたオッサンなので「千と千尋の神隠し」以降、ジブリの体たらくは何なのだ!と愚痴を垂らしていたのです。果ては息子の「ゲド戦記」で原作者までも怒らせたくらい大コケの中、やっと御大登場といった所なので、観に行ってきました。 アニメの原点に戻るべく手書きにこだわった絵には、暖かみがあってレトロな雰囲気が漂っていました。海水の表現や水没樹林のカラフルな色づかいは流石です。大変だろうなぁと感心させられながら観ていましたが、監督のアニメーションに対する、こだわりと情熱が感じられます。 ストーリーは、なんか物足りない気がしてしまいました。少年が捕まえたポニョを見ても誰も「半漁人だろ!」って突っ込まないのが不思議。ばぁさん1人だけ「人面魚!」って驚くだけ。まっ、マンガだから...。女神信仰と日本の自然観が融合したような雰囲気なので仕方ないのすが、男子の力強さがもっと欲しい deep さんなのでした。とことん抜けている魔法使いの父フジモトや、元気の良い母親リサに比べて父親の影が薄い家庭は現実の社会の象徴なのか?母親を呼び捨てにしているし...。宗介には大きな試練を与えて迷いと葛藤の中で男に成長する姿を期待してしまうのですが、意外にすんなりと愛を手に入れてしまうのでした。 ポニョの姿、特に半漁人状態は気持ち悪くて、まわりのお子様達は、どう観るのか不安でしたが、可愛らしい声で紛らわせることが出来ます。妹達は、いつまでたって不気味だったり。声は矢野顕子かぁ...。山口智子はピッタリな感じですが、所さんだけが最後まで違和感を覚えてしまうのよね。 |