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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:43 |
バーン・アフター・リーディング拍子抜けか? 「ノーカントリー」のコーエン兄弟監督で、クライムコメディーとでも言えばいいのだろうか?何のジャンルに括られるのか判らん。 ブラピのバカっぷりは、最高です。コメディー的な要素は、前々から感じていたのですが、元々馬鹿なんじゃないかと思えるほど素でした。たぶん元々だろう。(うそ)。セックス中毒のジョージ・クルーニーは、あのまんまじゃない?椅子型オナニーマシンは最高でした。アル中元CIA局員ジョン・マルコヴィッチの切れた演技は、ぶっ飛んでいました。いい役者だね。 全身整形に思考支配されているフランシス・マクドーマンドは女の執念を見たし、女医ティルダ・スウィントンには計算高い冷血さを感じ、全員肉欲と金銭欲にまみれていて、誰にも感情移入出来ない面々。CIA すらアホ...ってあり得ないよ。 人間(肉体)関係はとっても複雑でコロコロ転がっていく様子は、ジェットコースター的ストーリーで、置いて行かれるんじゃないかと思うくらい。でも、理解不能の偶然性から人間は結びついて死んで終わりって、当たり前の事なんじゃなかろうか。だったら、コメディーとしてストレートに行けば、もっと、スッキリしたのでは?と。禁句4文字オンパレードだしね。むやみに血出さないでさぁ...。で、ジョージ・クルーニーはどうなった? |