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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-23 15:18 |
Milk先月末、渋谷のCINEMA RISEで観てきました。サボっていて書いていなかったのです。 全米で初めてゲイであることを明らかにして公職に就きアメリカのマイノリティの人権のために闘った政治家ハーヴェイ・ミルクのお話。47歳でサンフランシスコの市会議員に初めて選挙で当選したゲイの、おじさん。おっさんだよ!この同性愛描写がキワドイ。地下鉄でナンパしてHしちゃったり、道端の雑踏でのキスシーンとか、完全にラリッてるヤツを家に引き込んで即SEXとか、ノンケの僕にとっては、むず痒い気持ちになるのは確かでした。 選挙も近いことだし、こういう政治家って日本には居ないのが残念に思ったり。常に弱者の立場に立って、地域の為に働くドブ板選挙作戦は秀逸です。カストロストリートのゲイ達の為に公僕となって働き、人種、階級を超えての巻き込み型公民権運動ムーブメントは市民政治を体現しています。演説も面白いなぁ。「ハイヒール履くの忘れちゃった」とマッチョな労働者達の前での演説はツカミも抜群。政治力よりも人間としての魅力が際だっています。そして悲運の恋。 ショーン・ペンの中年ホモっぷり最高です。結局、何をやってもミルクに勝てない同僚のダン・ホワイトに射殺されちゃう。市政の為には敵とも組む時もあり、譲れない所は頑として認めないブレない信念にダンは嫉妬したのだろう。ダンはゲイだったという説もありうるし。このジョシュ・ブローリンが印象的でした。後半の狂気は鳥肌立ちました。「ノーカントリー 」のモスをやっていた人です。選挙参謀のエミール・ハーシュもウブなカマっぽくてステキ。レズビアン役のアリソン・ピルは男らしくてカッコイイ。ドキュメンタリー映画「ハーヴェイ・ミルク」も観てみようと思います。 |