サブウェイ123 激突
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109シネマズMM横浜で観てきました。ネットのビデオチャットや金融取引などなど新しい要素を取り入れています。ガーバー警部補も、ただの地下鉄職員になっていたり、結構ポイントとなる秘密を隠していたりと設定も変わっています。この秘密はオリジナルの東京メトロの視察団からの流れ。相変わらずパトカーと白バイで身代金を運んでいるのですが、「何故ヘリを使わない?」とギャグで済ませるセンスはいいかも。このカーアクションはオリジナルでは見せ場だから入れないわけにはいかない。ダメ市長は、もっとダメにして欲しいな。「風邪の予防注射」のくだりはオリジナルが伏線。
やっぱりオリジナルの方が好きだな。音楽もヒップなものに変わっているのですが、オリジナル版のビッグバンドサウンドは格好良くてお気に入りだったのです。トンネルの中の密室状態でビデオチャットは無いよ。サスペンス要素半減。なんでもコンピュータであっさり解決だ。現代的になった事で人間関係まで希薄になってしまったのか?ジョン・トラボルタとデンゼル・ワシントンの関係は、折角秘密を共有した者同士という設定にしたのだから、もっと深いモノになるはず。犯人の仲間達の描き込みも少ない。ミスターを付けて名前を呼び人質を諸君と呼ぶ冷酷で切れ者のボス、風邪ひきの気の弱い元運転手、やたら機関銃をぶっ放すキチガイとか、魅力的な人間像を描いて欲しいぞ。乗客の人間関係は米国の社会性の縮図として機能していたハズなのですが全く伝わってこない。
電車を降りてからの見えない犯人を追い詰めるコロンボ的な捜査も面白かったのですが、ばっさりカット。オリジナルでは線路電気椅子状態で「神への借金」を返したのだが、リメイクされたあのラストはなぁ...。この「死は神への借金を返すことだ」って台詞も何を意味しているのか僕には皆目見当も付かないのですよ...。
町山智浩のアメリカ映画特電の第61回 2008/09/26up
トラウマ映画館『ある戦慄』はサブウェイ・パニック!で指摘されていた、最初から最後まで寝ている酔っ払いは居ませんでした...見逃した?残念な結果に終わりました。
公式サイト
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