終戦のローレライ(全4巻)/福井 晴敏

映画が公開中ですが、早く観に行きたいです。映画化を前提に、書かれた作品なので、その「完成形」が気になるところです。


終戦のローレライ〈1〉 終戦のローレライ〈2〉
終戦のローレライ〈3〉 終戦のローレライ〈4〉

先日 以来、勝手に盛り上がっています。

自衛隊モノ?が、大得意な福井 晴敏です。「 Twelve Y.O. 」「亡国のイージス( )」では、かなり強烈な印象を持ったものです。「 川の深さは 」で、ネタ切れか?などと、思っていましたが・・・。

今回は、終戦直前の大日本帝国海軍が、舞台で、しかもドイツ軍からの接収潜水艦「伊号五○七」の、お話。これだけで、食いついてくる、「六角橋このミス」隊員が多いでしょう(^_^)。潜水艦は、サスペンスの舞台としては、最高です。密閉空間で、逃げ場が無く、しかも、男臭い・・・。紅一点パウラが居ますが・・・。映画でも潜水艦モノには、当たりが多いですからね。

終戦前夜の、圧迫感、焦燥感が、よく描かれていると思います。やるせない・・・。そんな時代の中で、純粋な意志を持ち続ける、少年兵の成長を綴っていくわけであります。なんか、ガンダムじゃん・・・。でも、「∀ガンダム」も書いてるしね。こういうベタな部分に、惹かれるオヤジであります。

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2005年03月17日 (木) at 16:56



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