かまいたち/宮部 みゆき

初期の4作品を集めた時代劇ものミステリー中短編集。


かまいたち

後半2作は「霊験お初」シリーズとなるシリーズ処女作となっています。六角橋系「このミス」会員の間では、宮部 みゆきは、時代小説に限るというのが、定説です。映像向きの作家だと、何回も言っていますが、その描写力による所が、大きいでしょう。江戸時代なんか知らないのに、こんなに引き込まれてしまうのには、やられました。江戸の粋、庶民の暮らしぶりなど、よく描き込まれていますね。ほのぼのとした雰囲気の、「師走の客」が、お気に入りです。

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2004年07月08日 (木) at 13:30



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