六本木聖者伝説(魔都委員会篇)/大沢 在昌

世界の大都市を食い物にする国際的犯罪組織「魔都委員会」と、六本木を守る老舗店主達の自衛団との18世紀から続く戦い・・・って、荒唐無稽な、お話です。主人公の和菓子屋「はしもと」三代目・海人が、モテモテで、羨ましかったりします。


六本木聖者伝説〈魔都委員会篇〉

いきなり、六本木の中華料理店が、爆破されちゃいます。人が死に過ぎです。魅力的な登場人物が、バタバタと。大沢作品には、不可欠なナイスバディ巨乳ちゃんも・・・(笑)。なんだか、安易に進みすぎます。いまいち、ストーリーに「キレ」が、感じられないんですよねぇ。キャラも薄いかな・・・。

不死王篇 」へと、謎は、持ち越しなので、ストーリー的には、これから盛り上がりそうな予感ってところでしょうか。読んでみることにします。「新宿鮫image」の直前に書かれた作品。新宿と六本木の街が好きな作者の勢いは感じられます。街の深部を書き込む描写は、上手いなぁと感心させられます。

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2005年07月14日 (木) at 14:46



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