天使の屍/貫井 徳郎

中学生の連続自殺の謎を追う父親の話。我が子は、何故、死ななければならなかったのか?


天使の屍

次々に飛び降り自殺する子供達。読んでいると、胸が締めつけられる想いがします・・・。

テンポも良く、スピーディーな展開。畳みかけるような不幸が積み重なり、核心が気になって、しょうがない。最後まで引き込まれてしまいました。超越した「子供の理論」というのには、いささか誇張されているとは思いますが、理解はできます。今、自分の子供の頃を考えると、理解不能な事をしていたなぁ・・・と。

ドラッグや性、受験と、子供達を取り巻く現代の問題が、描かれています。知らぬは、親ばかりって哀しい状況なんですが。

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2005年10月26日 (水) at 12:52



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