黒い墜落機(ファントム)/森村
誠一
「自衛隊の最新鋭戦闘機が山中に墜落。極秘指令は、機の撤収と、なんと、事故を目撃した村人の抹殺!・・・」
だって・・・おぅ?
六角橋辺りと、大阪辺りから、雄叫びが聞こえてきそうです。一部の方々には、萌えなテーマですが、寒村の村人が、自衛隊レンジャー部隊と死闘を繰り広げるという荒唐無稽な話。登場人物も、ひと癖もふた癖もある人間で、ちょっと都合良すぎるんじゃない?って、感じもします。催眠術使っちゃったりね。
日本における自衛隊の存在を、もうちょっと掘り下げても良いんじゃないかとも思いますが、娯楽作品には必要ないか?ハッピーエンドとは、言い難いラストも、いまいちな感じ。
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