闇先案内人(上下)/大沢 在昌

「逃がし屋」の、お話です。公安、警察、ヤクザ屋さん、そして、かの国の安全部が、繰り広げるハードボイルドな闘い。シビレました。


闇先案内人〈上〉 闇先案内人〈下〉

目まぐるしい、情報戦。騙し騙され、裏の裏を読み、生き残る道を掴み取る。読んでいると、こっちまで、訳判らなくなってしまうんですけど・・・。逃げ出したくなります。

プロ中のプロ同士の戦いに息が詰まる思いです。なかなか、登場人物が、魅力的です。全員が、男気ありますな。元公安女刑事も、顔師の、おばちゃんも、何故か格好良く感じます。仕事のためならば、仲間も平然と”切る”のがプロなのですが、何よりもチームを大切に考えて、最後に残るのは、「俺を信じろ!」って、青臭い言葉なのが、笑っちゃいます。まぁ、こうじゃないと、面白くないモンね。ここが、カッコイイ!んだもん。

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2005年06月16日 (木) at 12:28



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