殺人作法 — ミステリー傑作選(45)/日本推理作家協会 (編集)

最近は、長編ばかり読んでいたので、物足りないかな。大袈裟な仕掛けもなく、さくっと、読めてしまうので、休憩時間には、もってこいですがね。しかし、短編には短編の、良さもあるのでは?


  • 五年目の夜/福井晴敏
  • 卒業写真/真保裕一
  • 中国蝸牛の謎/法月綸太郎
  • 風の誘い/北川歩実
  • オホーツク心中/辻真先
  • ミンミン・パラダイス/三枝洋
  • 城前屋/高野史緒
  • 不良の樹/香納諒一
  • 端午のとうふ/山本一力
  • 赤い名刺/横山秀夫

これだけのメンツなので、内容は確かでしょう。とか、思っていたのですが、展開に「やばくない?」「強引だろっ!」などと、ツッコミを入れたくなる所も、しばしば・・・。まぁ、短編の難しさに捕らわれてしまった、先生方も多いのでは?なーんて。

それぞれに、いつもと違う作風に、なっていたりして、面白い。福井晴敏なんて、こんなに軽い軍事モノなんだもの。へー。こんな筆風も、あるんだ。って、興味深いなって、思っちゃいました。○

写真クリックでAmazonで購入!

2004年11月08日 (月) at 16:32



1年前の同日エントリ 2年前の同日エントリ 3年前の同日エントリ 4年前の同日エントリ 5年前の同日エントリ 6年前の同日エントリ