マフィアの棲む街-新宿歌舞伎町/吾妻 博勝

「週間文春」記者として、歌舞伎町の黒社会に潜入取材ルポルタージュ。ノンフィクションでありながらも、小説のようなスリル感です。コワイよ〜!そこの ファンな、あなたは必読です!


cover

帯の「これなくして私の『不夜城』は無かった 馳星周激賞!」って謳い文句も納得です。93〜94年にペンネーム宮島龍として連載されていたもの。本名出したら、大変なことになっちゃうでしょう。麻薬密売人、無国籍売春クラブ、拳銃密売、台湾マフィア、中国マフィア、勿論、日本のヤクザさん。こんな潜入取材なんか、怖くて出来ませんよ・・・。

マジで、危ない場面が、沢山出てきています。この著者の肝の座り方が、凄いですよ。動乱の各国を旅し、ビルマ・バングラディッシュの山岳国境地帯で、武装勢力に拉致監禁されたが、自力で脱出するって経歴の持ち主。

10年前のルポだから、現在は、さらに危険地帯になっているんでしょうね。横浜の「川っぺり」も、こんな感じです。殆ど外国だもんな。潜入している、つかちんとか、ヘマラヤ君とかに、ルポを書いてほしいぞ。

写真クリックでAmazonで購入!

2004年09月24日 (金) at 15:12



1年前の同日エントリ 2年前の同日エントリ 3年前の同日エントリ 4年前の同日エントリ 5年前の同日エントリ 6年前の同日エントリ