夢の島/大沢 在昌

久々に、大沢在昌作品を読んでおります。


夢の島

ヤクザと売人とゲイとホステスのねーちゃんって、オールスター総出演って感じの、文句なしの大沢ワールドです。暗黒小説か?って思えるくらいの、登場人物ながら、独特の軽い語り口で、妙に爽やかだったりします。

終盤の、ストーリーの畳みかけが、「どうなっちゃうの?」って位に、ドキドキしましたが、上手いこといっちゃいましたね・・・。主人公の26歳駆け出しカメラマンが、巻き込まれる過程には、笑っちゃいます。人が信じられなくなる小心さ具合も、等身大に描かれていて、引き込まれます。

この物語の、その後が気になるなぁ。白水は、どうなった?カメラマン人生は、成功するの?

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2005年06月09日 (木) at 14:35



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