Reach Out !/Hank Mobley

ブルー・ノート後期モブレーのよき時代ってヤツですか。この頃の米国ジャズ・ミュージシャンは、米国を捨ててヨーロッパに移住していたりします。


Reach Outimage

モブレー先生も、たびたびヨーロッパ・ツアーを行い、60年代後半はヨーロッパに住んでいます。パリで、ご満悦のモブレー先生な風ジャケです。いかにも “BN4000番台後半モノ”風ダサダサ加減なんですが・・・。演奏もシャレコマな曲を演っていたりで、えーって感じですが。ジョージ・ベンソンなんか居たりしますもの。でも、この頃のベンソンは、真面目にジャズを弾いちゃっています。個人的には、弱視でエイズで電車に轢かれて片腕切断して死んじゃったウディ・ショウが、お目当てです。男らしい死に方です。当時、まだヒヨコちゃんだった、僕にはショックでしたね〜。

  1. いきなり、ダサイ!最近はリバイバルとか何とかで、コマーシャルでも使われていますね。モータウンのフォー・トップスの大ヒット曲です。ヒギンズ先生が、痛い・・・。イタ過ぎます。ジャズ研C年レベルです。涙さえ誘います。出来ないんなら演らなきゃいいのに。ラリッている訳でも無かろう。やはり、こういう曲では、弱冠23歳のウディ・ショウが抜群です!オヤジ共を蹴散らしてくれました。
  2. モブレーのオリジナル・バップ・ナンバー。エリック・アレキサンダーの「Up Over & Out」でも、いい曲だなぁ〜って思いましたが。バップ魂入魂です。ウディ・ショウのハラヒレフレーズが、カッコイイ!続くモブレー先生も貫禄ですな。ラモント・ジョンソンも、なかなかのバッパーだと判明。1曲目でキレて、中古屋に売らないように。
  3. モブレーものが、続きます。ミディアム・スイングのバップ・ナンバー。この頃のモブレー先生の奏法は、豪快なトーンで吹き倒す、モーダル・プレイなんですが、そこら辺がよく出ています。受けて立つウディ・ショウも、凄いです。が、各人ソロが短くて、がっかり。
  4. うおっ!ボサだ。リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズって人達でのヒット曲らしいです。知りません・・・。ジャズで有名なのは、ウェスの「Goin' out of My Head」らしいです。知りませんでした・・・。モブレー先生ってば、ちょっと臭すぎます。ボサなんだから、もっとクールに演りましょう。ジョージ・ベンソンがオクターヴ奏法を駆使して、なかなか良いソロを取ります。
  5. モブレー3曲目のオリジナル。アップ・テンポでホーンセクションとジョージ・ベンソンの掛け合いのテーマ。いい!ベンソンいいぢゃん。水を得た魚の様に溌剌としたソロを繰り広げる、ウディ・ショウとモブレー。熱いです。
  6. 出ました。スロージャズ・ロック。もういいよ・・・。と云わず、聴いてみましょう。・・・ダメだ。ドラムとベースが、得も言われぬ雰囲気です。ウディ・ショウが蹴散らしてくれました。よかった。やはり、男です。
  1. Reach Out (I'll Be There)
  2. Up over and Out
  3. Lookin' East
  4. Goin' Out of My Head
  5. Good Pickin's
  6. Beverly
  • Hank Mobley(ts)
  • Woody Shaw(tp,flh)
  • George Benson(g)
  • LaMont Johnson(p)
  • Bob Cranshaw(b)
  • Billy Higgins(ds)

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2004年05月24日 (月) at 14:58



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