Ethnomusicology Vol.3/Russell Gunn

Ethnomusicology」(1998)「Ethnomusicology Vol.2」(2001)第3弾です。


Ethnomusicology, Vol. 3image

前作Vol.2はグラミーにノミネートされてたりして、結構お気に入りです。タワレコでジャケ買いしてしまったんですけど・・・。EpistrophyとIt Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing) はコピーしてコンピュータに打ち込んで遊んでいました。D.J、ターンテーブル、ラップジャズ。日本人じゃ、絶対出来ない気がします。リズムがいい。日本人でも演っている人は居るけど、全くキレがない。こういうのを聴いて欲しいものです。

シリーズ最新作ですが、ブラックコンテンポラリーミュージックと、ジャズフュージョンの融合に見事に成功しています。電気ラッパを多用しているのが、ちょっと気にくわないんですが。この人って、ファットでストレートな良い音してるから、生音を聴きたい!

イントロトラックはシリーズのお約束。前作のカンフーには笑いました。今回はパーティー・ラップ?5曲目。お得意のイントロパターンで始まるアップテンポチューン。渾身のアドリブソロは聴きものです。巧い!7曲目。「Clifford Brown with Strings」のイントロで始まるイエスタデイズ。なんだよ!電気トランペットかよ!生音で演ってくれ〜。しかも煮え切らない。Kebbi Williams(ts)とJames Hurt(syn)は、いい感じで弾けてるのに・・・。8〜9曲目は、後期スライ&ファミリーストーン風の混沌系。グレゴリー・ターディがバス・クラ吹いているのが笑えます。

  1. Celebrity Room Intro
  2. No Separation
  3. The Critic's Song
  4. Variations (On A Conspiracy Theory)
  5. East St.Louis
  6. John Wicks
  7. Yesterdays
  8. Strange Fruit
  9. Stranger Fruit
  • Russell Gun(tp,flh,key,programming)
  • Kahlil Kwame Bell(per)
  • Kebbi Williams(ts)
  • Carl Burnett(g)
  • Nick Rolfe(p,syn)
  • Carlos Henderson(b)
  • Stefon Harris(vib)
  • Dana Murray(ds)
  • Rocky Bryant(ds)
  • D.J.Neil Armstrong(turntables)
  • Dave Darlington(neve,pro tools)
  • Gunn Fu(vo)3
  • Vincent Chancey(frh)
  • Dorian Perriot(tuba)
  • Duane Eubanks(tp)
  • Antoine Drye(tp,flh)4
  • Marc Cary(p)5
  • James Hurt(syn)7
  • Jody Merriday(vo)
  • Gregory Tardy(bcl)8,9
  • Oliver Lake(as)9

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2003年12月15日 (月) at 17:41



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