What Is There to Say? /Gerry Mulligan Quartet
ジメジメと雨ばかりで、嫌ですね。こんな気分の時は、クールにマリガンでも聴きましょうか?チェット・ベイカー独立後のアート・ファーマーの入った、ピアノレスにしましょう。ヘソ曲がり?

17歳から、作編曲家として活動を始めたマリガンです。プレイヤーとしても、マイルスの「Birth Of The Cool」で俄然、注目を浴び、バリトン・サックスのイノヴェイターとなった訳です。後年、当時の譜面再演企画「Re-Birth of the Cool」も良いアルバムでした。チェットとのピアノレス・クァルテットを確立し、ウエストコースト・ジャズの代表選手となります。考えると、チェットにクスリを教えた張本人なんですな・・・。死後のトリビュート・アルバムも、彼の才能通りの凝ったアルバムになって、実によいモノが出ていました。「Thank You,Gerry !」とか、「Jeru Blue」とか、良いんですよね。両方、ランディ(tp)が入っていたりしますけど・・・。映画「真夏の夜のジャズ」の真っ赤なジャケット姿も、格好いいクールなジャズマンです。後年は、髭ぼーぼー長髪の汚いおっさんですけど・・・。
- いきなり2管+弓ベースの知的なイントロです。しみますね〜。ファーマーの暖かい音色はマリガンに、ぴったりです。
- ファーマーがテーマを取り、ソロ部で倍テンに突入。見事なスイング感です。マリガン、ファーマー共に”会話”を楽しんでいますね。思わずニヤリ。演っている連中も楽しいだろうけど、聴いていても楽しい演奏です。エンディングもマリガン節で、おいしい。
- 3拍子ブルース。溌剌としたテーマ。コール&レスポンスがあって、ソロ部へ。かっこいい!
- マリガンの曲の中でも、コレがお気に入りです。ラッパとサックスの掛け合いのテーマ。哀愁漂います。2人のソロ後、フロントのアンサンブル上で、ベースソロ。イカしていますね〜。エンディングは、お約束の9th終わり〜。イェ〜ィ。
- ファストテンポの循環もの。バップだにゃ〜。やっぱり!
- 云わずと知れた名曲。ファーマーが、柔らかい音色で、唄います。しびれます。マリガンの流れるようなソロも素晴らしい。
- ウエストコースト・ジャズのアイディアと魅力が、てんこ盛り!ファーマー作のブルース。アドリブで、ちょっとマイルス入っているフレージングが、クールです。アレンジも最高です。
- この前書いた、バップデュエットの教則本みたいな曲だな。本当に、お手本のような演奏。素晴らしい!
- What Is There to Say?
- Just in Time
- News from Blueport
- Festive Minor
- As Catch Can
- My Funny Valentine
- Blueport
- Utter Chaos
- Art Farmer(tp)
- Gerry Mulligan(bs)
- Dave Bailey(ds)
- Bill Crow(b)
- Dec.17.1958.〜Jan.15.1959.
- Sonny
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