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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:48 |
The Time Is Now/Don Braden Quintet初期ドン・ブレイデンの「Criss Cross 」モノを、ごっそり購入。どっちかって言うと、トム・ハレルというか、ベニー・グリーン目当てかな。
コレがリーダーアルバムとしては、1枚目です。ハーバードで工学を学んだという秀才。ブランフォードの後釜として、ウィントンのバンドに入って、注目されました。そんな実力者の27歳の時のリーダーアルバムです。バップを基調にした、スマートなプレイスタイルが持ち味。 ブレイデンのオリジナルで、アップテンポな正統派4ビート「The Time Is Now」で軽くジャブ。ハレルのソロは、いつ聴いても背筋が寒くなるのは何故?
「Softly As In A Morning Sunrise」では、アンサンブルに凝ってみたけれども、なんか、それが裏目に出た感じかな。全体的にダルくなってしまった。
6/8拍子のオリジナル「Three Of A Kind」は、良いぞ。ハモりも抜群に気持ちいい。コンパクトに、まとめた録音でナイス。
で、次はバラードの「Everything Happens To Me」を、しっとりとワンホーンで。いやー、上手いな。リズム隊がバッチリと決まる。グリーンのピアノソロが秀逸。
「The Hunte」は、5拍子のオリジナルブルースナンバーなんですが、ターンバックの所が、1小節6拍子なんですな。別に難しく聴こえないところが、さらりとカッコイイ!こういう変態曲で、本領発揮しちゃうハレルが、よしよしです。
超速「Will You Still Be Mine」・・・。バンド一丸となって、火の出るような熱い演奏。カール・アレンのハットも摩擦熱で、溶けそう?ブレイデンが、惜しい!リズムが流れる感があります。ハレルとグリーンは、やはり別格でした。
うひょー!ハービーの「Butterfly」。例の「カツ、カツ、カツ・・・」系な、8ビートです。こういうの好きです。静かに淡々と盛り上がっていきます。わびさびです。
マクリーンのブルース「Condition Blue」で、しめましょう。どうも、初期の頃のブレイデンは、リズムが気になって仕方がない。黒人特有の後に来すぎている感じ?ちょっと、マクリーン臭いのにも、笑います。
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