Youngbloods/George Robert

秋の夜長に聴きたい一枚。スイス人アルト奏者ジョルジュ・ロベールと、イタリア人ピアニストのダド・モロニのデュオです。


Youngbloods

アルトとピアノで、キワものヨーロッパジャズか?と思いきや、強力なバップデュオです。デュオだけにバップの形式美が際だちます。ジョルジュ・ロベールは、その端々にフィル・ウッズの影響を強く感じられる音で、バリバリ吹きまくっています。クラは、ウッズの方が、音色も美しいし上手いかも?曲によっては、ローズを弾いて、ちょっと黒っぽい演奏のダド・モロニも、洗練された感じがして、落ち着きますね。選曲もスタンダードなモノで、聴きやすい、おしゃれなアルバムに仕上がっています。

この2人は、トム・ハレル(tp)との双頭バンドでの、「Live In Switzerland」と「Cape Verde 」で、聴いたことがありました。ダド・モロニも、このバンドで一緒ですから、盟友といった所でしょうか?非常に息のあったプレイです。

1992年の録音で、その筋では、かなり有名なアルバムらしいんですが、恥ずかしながら最近まで聴いたことがありませんでした。ずっと、ジョルジュ・ロベールをジョージ・ロバートって読んでいたし・・・orz

  1. I Remember You
  2. Blues for Andy
  3. Lush Life
  4. Love's Mirror Image
  5. East of the Sun
  6. Missing You
  7. Voyage
  8. My Kind of World
  9. Pacific Sunset
  10. Easy to Love
  11. Spring Can Really Hang You Up the Most
  12. Stablemates
  13. Susanita
  14. Body and Soul
  • George Robert(as,ss,cl)
  • Dado Moroni(p,key)
  • Rec.Oct.27,28.1992.
  • Mons Records

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2005年10月29日 (土) at 00:54



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