Times Like These/Gary Burton

秋ですなぁ。物憂げなヴァイブの響きが、ぴったりな季節です。ゲイリー・バートンのGRP移籍第一弾で、1988年の作品です。以後GRPレーベル黄金期を、牽引した立役者です。


Times Like These

アマゾンで、売っているCDとは曲順が違うんですが、オリジナルは、こっちの並びだと思います。メセニー?みたいな「Times Like These」のオープニングの方が、僕は好きですね。ゲストに、現在の病状が気になるマイケル・ブレッカーが、2曲参加しております。ジョンスコとマーク・ジョンソン、アースキンというメンツも凄すぎます。想像通り、空間系なフュージョンミュージックが中心です。逆に、ガッツリいかないところが、ゲイリー・バートンっぽくって、おしゃれです。

「Times Like These」は、バークリーの弟子、小曽根真のオリジナル。空間に漂うような、反復されるマイケルのメロディーラインが、徐々に盛り上がる様は、ドキドキしちゃいます。
「Or Else」は、作編曲家のビンス・メンドーサのオリジナル。エレクトロニックな曲調と、複雑なビートがカッコイイ。
ベース職人ジェイ・レオンハート作曲の「Robert Frost」は、ロマンティックなバラード。3連ノリのリズムが顔を出すと、ジョンスコの変態ブルーステクニックが、炸裂します。
「Why'd You Do It」は、ジョンスコのソウルフルなR&Bバラード。ハーモニーの構成が、独特で面白い。
なんか、スローなモノが多くて、飽きてきましたが、チック・コリアのラテンチューン「P.M.」で、ちょっと救われた想い・・・。
ゲイリー・バートンのオリジナル「Was It So Long Ago?」も、空間系なバラード。マイケルのテナーが、泣いていますねぇ。
もう一曲、小曽根真の「Bento Box」弁当箱?は、このアルバム唯一のストレートアヘッドな4ビート作品。スイングするヴァイブって、痺れちゃいますね。
で、もう一曲ジョンスコ「Do Tell」は、6/8拍子のインタープレイ重視な、淡々とした中にも、熱く盛り上がりをみせる曲調。ジョンスコのウネウネさ加減が、最高です。マーク・ジョンソンも頑張っています。
  1. Times Like These
  2. Or Else
  3. Robert Frost
  4. Why'd you Do It?
  5. P.M.
  6. Was It So Long Ago?
  7. Bento Box
  8. Do Tell
  • Gary Burton(vib)
  • Michael Brecker(ts)
  • John Scofield(g)
  • Marc Johnson(b)
  • Peter Erskine(ds)
  • 1988.
  • GRP

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2005年10月31日 (月) at 14:14



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