Fantazm/John la Barbera Big Band
バディ・リッチの所でアレンジをやっていた、ジョン・ラ・バーベラとういう人のリーダービッグバンド。

ウェイン・バージェロン目当てで買っていたので、この人のことは、全然知らなかったんですが、Buddy Rich Orch.や Woody Herman Orch で、沢山の曲を提供していた、名アレンジャーだそうです。文句なしの御機嫌なモダンビッグバンドです。
ウディ・ショウのナンバー「Moontrane」から。クレイ・ジェンキンスのトランペットソロが、熱いぞ。3兄弟ジョーのドラムと、パットのテナーのバトルからソロに突入。現代的なラインです。
サックスソリからブラックな雰囲気のビル・カンリフのオルガンソロ。そしてコテコテのシャッフルものが突然始まる「Pythodd Fellows」です。ビル・カンリフもバディ・リッチバンドに在籍していたらしいです。ファンキーなオリジナルで、いなたい3連です。
16ビートのラテンリズムが、心地よい。思わず体が動いてしまう「Over F」もオリジナルです。アレンジにも凝っていて、フランス領の南国の小島な印象の音風景(笑)です。最近来日していたバージェロンのリードが、スバラシイ。
兄弟のパットのテナーをフューチュアして、映画「アパッチ」のテーマ音楽。全然知らないんですが、流石にラヴテーマだけあって、ロマンティックなバラードです。
「Zin Zak」は友人の Joseph Zynczak に捧げた6/8もの。アンディ・マーチンの長尺なトロンボーンソロは、聴き所です。
「Yours or Mine or Blues」は、そのまんまオリジナルのマイナーブルース。各人のソロも、快調に飛ばします。
「Fantazm Ellington」は、エリントンもの。ルンバってヤツです。独特のハーモニーが、面白いですね。
バージェロンをフューチュアしてファンク系の「Kyrie」です。エレピも入って、ウェザー・リポートのビッグバンド版みたいな印象です。ブラスアンサンブルの上で炸裂するハイノートソロは、もはや十八番といった所です。
- Moontrane
- Pythodd Fellows
- Over F
- My Love and I {Love Theme from 'Apache'}
- Zin Zak
- Yours or Mine or Blues
- Fantazm Ellington
- Kyrie
- (tp)Bob O'Donnell,Jr.,Clay Jenkins,Dennis Farias,Wayne Bergeron
- (tb))Andy Martin,Bob McChesney,Charlie Morillas,Alexander Iles
- (btb)Ken Kugler
- (as,ss,fl)Kim Richmond
- (ts,cl)Tom Peterson
- (ts,ss)Bob Shepard,Pat La Barbera
- (bs,bcl)Bob Carr
- (p,key,org)Bill Cunliffe
- (g)Larry Koonse
- (b)Tom Warrington
- (per)Scott Breadman
- (ds)Joe La Barbera
- (arr)John La Barbera
- Rec.Jun.7,8.2005.
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