Detained at the Blue Note/Jeff "Tain" Watts Quintet

ジェフ・ワッツの2004年 N.Y. ブルーノートでのライヴ録音。ケニー・ギャレットがゲスト...というか、圧倒的な存在感があったりするわけで。


Detained at the Blue Noteimage

レギュラークインテットは、テナーのマーカス・ストリックランドが、唯一の若手で、ほぼ中堅というより、ベテランの領域に入ってきたツワモノぞろいです。テクニック的には、強力なメンツなので、非常に興奮するライヴです。ですが、叙情的な美しさというか、シブさが、いまひとつ足りないのです。デビッド・キコスキあたりに、もっと出番を与えて、色を付けて欲しいとも思うのですがね。

ビョーク主演の映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の曲、「107 Steps」は、トリッキーな変拍子で、爆走します。やっぱり、N.Y.では、こういうのが流行なんですねぇ。タイトで変幻自在なジェフ・ワッツのドラミングが、圧巻です。
合唱?から始まる「JC Is the Man」は、単一メロディが永遠と繰り返されるジャズトランス状態。こういうのは、やはりそれぞれの、メンバー間の意思疎通と反応の良さが問われる難題が、立ちはだかるわけですが、流石にレギュラークインテットなので、まとまりも良くて、聴きやすい。キコスキのシンセも風景が変わって良い感じです。エンディングも合唱かよ。
ギャレットが加わって「Mr. JJ」です。ストリックランドとアーティキュレーションが合っていなかったりしますが、ゲストだからいいか。けど、かなり気になっちゃいます。しかし、この爆発力は、なんなんでしょう。破壊王です。一段ギアアップしてバンドが爆走する様には、圧倒されます。
「Sigmund Groid」もテンション高い。19分も演っています。長いよ...。一瞬、コルトレーン的な盛り上がりをみせる熱演。
「Like the Rose」では、唄っちゃってます。ヘタウマな感じですが...。強引とも思えるリズムの変化が、いかにもドラマーがリーダーのバンドらしくて、面白いです。ボーカルで終わり、MC になっちゃうユーモア満載で楽しい曲です。
  1. 107 Steps
  2. JC Is the Man
  3. Mr. JJ
  4. Sigmund Groid
  5. Like the Rose
  • Marcus Strickland(ts)
  • Kenny Garrett(as)
  • David Gilmour(g)
  • Dave Kikoski(p,syn)
  • Eric Revis(b)
  • Jeff "Tain" Watts(ds)
  • Rec.Feb.7,8.2004.
  • Half Note

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2007年01月22日 (月) at 12:49



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