Out of the Blue/Carl Saunders
1995年の録音。スタンダード中心で、オリジナルも3曲あって、バランスの良い構成です。

ワンホーンの他に、1人多重録音セクションや、3管フロントのセクステットでの録音もあって、バラエティに富んだ作品です。
もの凄いテクニシャンなのですが、あまりに凄すぎて飽きてしまう場面も...。機関砲並の壮絶な音列には、圧倒されるのですが、「だから?」って感じになってしまうので。何かが足りないと思ってしまいます。う〜ん、難しいところです。
「Stella by Starlight」は、淡々と進んで、いきなり多重録音で1人ラッパセクションです。この頃は、コレが流行りましたね。サンドバルとかね。バスター・ウィリアムスの音は、大好きです。
「We'll Be Together Again」は、フリューゲルで朗々といきます。こういう抑えた感じの演奏の方が、良いかも。
オリジナル「Prudence」ですが、アップテンポで正統派バップナンバー。2002年のライヴ DVD でも演っていました。
またもや、多重録音で「Personas Gratus」です。ドラマティックなアレンジです。でも、やっぱり多重録音は、音とニュアンスが、合いすぎていて、ちょっと気持ち悪い...。
オリジナルの「Sad Happiness」は、ちょっと哀愁漂うボサ。流れるようなメロディアスなソロは素晴らしいです。
ミュートプレイでベースデュオから始まる「I Should Care」のインタープレイは、いなたいです。とてもリラックスした演奏です。
ラテンもの「Love for Sale」のバスター・ウィリアムスのブリッとした音は、気持ちいい。とんでもない音程の跳躍をみせるサンダースのアドリブには、のけ反ります。
3管フロントのセクステットで美しいアンサンブルを聴かせる「Haunted Heart」は、バラードでしっとりと。じっくりと唄い込みます。
ショパンの「子犬のワルツ」です。うぎゃー!巧いっ!凄いっ!早いっ!絶句...
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3管フロントでオリジナル3連ブルース「This Is the Blues」です。アンディー・マーチンの素晴らしいアドリブが聴けます。
- Stella by Starlight
- We'll Be Together Again
- Prudence
- Personas Gratus
- Sad Happiness
- I Should Care
- Love for Sale
- Haunted Heart
- Minute Waltz
- This Is the Blues
- Carl Saunders(tp,flh)
- Andy Martin(tb)
- Jerry Pinter(ts)
- Roger Kellaway(p)
- Buster Williams(b)
- Santo Savino(ds)
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