Blue's Blues/Blue Mitchell and John Mayall
ブルー・ミッチェルの命日に聴くブラックミュージック。
ブルースの大御所ジョン・メイオールと組んだブルースアルバム。ハーマン・ライリーってサックス奏者もブルース系の録音を沢山している人です。エレピにジョー・サンプルが参加しているのも要注意です。エレクトリックバンドの重量級ファンクに切り込むブルー・ミッチェルのラッパは、とてつもなく男気を感じます。
よくありがちな「せーのっ」って、なーにも決めずにダラダラ演っていたら嫌だなぁって思っていたら、真面目にバックリフなんかも、ちゃんとキメていて聴きやすかったのです。ブルースというより、スライみたいな混沌も時折顔を出す、ジャズファンクです。昨今のクラブシーンにも充分通用する高いレベルに達していることに今更ながらビックリしました。
ジョン・ゲリンの「Casa Blues」は、シャッフルブルース。ミッチェルの多重録音による1人バトルです。
サンプルの「Just Made Up」は、ワウギターがダークでディープな雰囲気のイントロ。16ビートのカッティングに乗って快調に舞うようなアドリブをとるミッチェル。かっくいい。
表題曲「Blue's Blues」はミッチェルの曲。メイオールとの丁々発止のアドリブバトルはスリリングです。特に音数の多いサンプルがイカしています。
「Granite and Concrete」は、やっぱりサンプルのエレピが一番盛り上がっているのでした。
ラテンっぽい「I Didn't Ask to Be」は浮遊感たっぷりの10分間一発コードモノ。ブラックです。ライリーのフルートが何とも言えず良い味を出しています。
「Valerie」も12分におよぶ熱演。混沌のインタープレイの面白さが堪能できます。
- Casa Blues
- Just Made Up
- Blue's Blues
- Granite and Concrete
- I Didn't Ask to Be
- Valerie
- Blue Mitchell(tp,flh)
- Herman Riley(ts,fl)
- John Mayall(harmonica)
- Freddy Robinson(g)
- Joe Sample(p)
- Darrell Clayborn(b)
- John Guerin(ds)
- Raymond Lee Pounds(ds)
写真クリックでAmazonで試聴&詳細をみる