Ready for Freddie/Freddie Hubbard

代わりにトロンボーンを入れるとそのままメッセンジャーズだなぁ、とか思って聴いてみると大違い。ブルーノートリーダーアルバム4枚目にして貫禄充分の音楽性です。アート・ブレイキー・ジャズ・メッセンジャーズの加入直後にかかわらず、すでに新しい音楽を模索していた事がハッキリ分かります。コルトレーンクインテットの脱ハード・バップ組をバックに布陣し、ユーフォニュームのメロウなサウンドを加えたクールなサウンドです。
フレディ作の「Arietis」は疾走感あふれるテーマのサウンドは紛れもなく4000番代の音です。パーカッシブなバッキングとメロディーの対比がナイスです。フレディも的確に音を選んでいきます。よく練られたソロ。ショーターは相変わらずのヘタウマ。意外にバッピーなのがマッコイ。
スタンダード曲「A Weaver of Dreams」はバラードからスインギーな4ビートに突入するフレディの魅力が詰まったワンホーン。なにしろ、音色で聴かせます。シビレルのです。
ショーター作の「Marie Antoinette」も文字通りシューターマジックといった感じで、難しそうなコード進行です。ハモリも面白い。ここら辺のセンスがメッセンジャーズの音楽監督として開花していくわけです。
フレディの「Birdlike」は、その名の通りチャーリー・パーカーに捧げたバップの名曲。以後何度も録音されていますが、彼らしい曲です。意外と?ユーフォのソロがちゃんとしていて面白いです。
「Crisis」はメッセンジャースの「
Mosic」なんかでも再演していた曲。ファンキー路線から脱却期だけあって、ちょっと内省的なソロです。
- Arietis
- A Weaver of Dreams
- Marie Antoinette
- Birdlike
- Crisis
- Arietis [alternate take]
- Marie Antoinette [alternate take]
- Freddie Hubbard(tp)
- Wayne Shorter(ts)
- Bernard McKinney(euphonium)
- McCoy Tyner(p)
- Art Davis(b)
- Elvin Jones(ds)
- Rec.Aug.21.1961.
- Blue Note
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