Lee-Way/Lee Morgan

1960年にはリーダー作だけでも「Here's Lee Morgan」
「The Young Lions」
「Minor Strain」
「Expoobident」と物凄い勢いで録音を残しているリー・モーガンです。他にもジャズメッセンジャーズで沢山録音している訳ですから、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。サウンド的にも煌びやかなトーンで色気があって絶頂期といっていいでしょう。ジャズが、とっても人気があったポピュラー音楽だった時代です。こんな時代に生まれてみたかった...。このアルバムはトランペット奏者で作曲家のカル・マッセイの作品を2曲取り上げ、ジャッキー・マクリーンの曲とモーガンの曲が1曲づつです。
マッセイの「These Are Soulful Days」はミドルテンポのスイング。マッセイのどこか理知的なメロディラインとサビの変拍子が印象的です。ポール・チェンバースからアドリブが始まりボビー・ティモンズの音の良さにビックリ。録音バランスも良いですね。マクリーンが息切れ気味。最後にモーガンが、おもむろに出てくる所が、またニクイ。細かいフレーズで攻め立てます。
モーガンの作曲「The Lion and the Wolf」はブルーノート・レーベルの経営者のアルフレッド・ライオンとフランク・ウルフに捧げたブルース。ジャズロックにリアレンジすればカッチョイイかも。モーガンは息の音の方が大きいんじゃない?みたいな男気を感じるソロです。魂で吹き切っています。
マクリーン作曲の「Midtown Blues」。セカンドコーラスはオクターブ上げるのが鉄則。そのままの勢いで野性的なアドリブに突入。細かいフレーズと「パパッパー」が可笑しい。
最後にまたマッセイ作の「Nakatini Suite」です。ちょっと哀愁を帯びたメロディーとラテン調の雰囲気です。ドライブ感のある4ビートで快調にアドリブを繰り出すモーガンです。ティモンズの音もキラキラしていてバッピーです。
- These Are Soulful Days
- The Lion and the Wolf
- Midtown Blues
- Nakatini Suite
- Lee Morgan(tp)
- Jackie McLean(as)
- Bobby Timmons(p)
- Paul Chambers(b)
- Art Blakey(ds)
- Rec.Apr.28.1960.
- Blue Note
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