Motor City Scene Complete Recordings/Paul Chambers & Tommy
Flanagan
1959年から1960年にかけての録音。かなり、意表を突いた再発モノや、オムニバスをリリースしている、LONEHILLJAZZレーベルからです。あの有名な「Motor City Scene」が後半で、前年の3管編成の録音のカップリングという、訳分からんちんカップリングCD。しかし、このメンツは、聴き逃せません。ジョーンズ兄弟、バード&アダムスに、ケニー・バレルと来た日にゃ・・・。

本家は、こっち。↓ジャケが、好きなんだよなぁ。

ポール・チェンバースと、トミー・フラナガンが中心となった、二つのセッションです。たまたま、両方に参加していた、チェンバースとトミフラの名前を、使っただけだと思います。デトロイト出身ミュージシャンのセッションなので、モーターシティなんです。前半は、全てサド・ジョーンズが作編曲を担当し、後半では、ペッパー・アダムスが、音楽的なリーダーシップを、とっているんじゃないでしょうか。しかし、前半は、聴いたことがありませんでした。録音のバランスが悪いのが、玉にきずですが。何のレコードに入っているんだろう?
- いなたい小品。アル・グレイのトロンボーンが、効いています。アレンジも渋すぎます。テナーのビリー・ミッチェルは、デトロイト産テキサステナーって感じ。バホバホって、いい音してますね。
- サド・ジョーンズならではの、変態さが炸裂します。うーん、変なヤツ。天才の考えることは、判りませんな・・・。ブルースなのに、どうやったら、こんな事思いつくのか・・・。
- アップテンポで、軽快なバップナンバー。バッパー魂を、魅せてくれます。うーん。チェンバースの弓のソロは、未だに好きになれない・・・。
- ホーンのユニゾンとアンサンブルのバランスが見事です。クラシカルな印象も持ちますが、かなり実験的な感じですね。何故かフェードアウトだし。サド・ジョーンズのソロの緊張感が、たまりません。ピアノレスで、チェンバースとの丁々発止が、聴きどころ。
- ここから、例のアルバムです。なんといっても、ドナルド・バードの唄心溢れるバラードプレイで、逝ってしまいます。トミフラのソロの後のバードが、凄い。
- 「Stolen Moments」のイントロみたいな入りのブルース。ペッパー・アダムスの曲です。全員ソロをとっていて、飽きました・・・。
- ギターの人は、コピーしてましたね〜。ベースとギターの絡みの所が、出来なくて苦労しました・・・。(遠い目)
- ペッパー・アダムスのラテンチューン。トランペットとギターと、バリトンそれぞれのアンサンブルの組み合わせの妙が、いかしています。しかし、こういうリズム形態は、もう古いんだなぁと、思っちゃいますね。もっとも当時は、ナウでヤングだったんですが。今じゃ、恥ずかしくて出来ないよな・・・。キャバレーでしか、演ったこと無いもん。
- これ、ついこの間、コピーしたんですよ。サド・ジョーンズの名曲。トリッキーな小節数なんですけど、流れるようなメロディーラインと、バリトンのカウンターメロディーが美しい。改めて感心してしまいました。ソロはブルースですが。
- Let's Play One
- Minor On Top
- Like Old Times
- No Refill
- Stardust
- Philson
- Trio
- Libeccio
- Bitty Ditty
- 1〜4
- Thad Jones(tp)
- Billy Mitchell(ts)
- Al Grey(tb)
- Tommy Flanagan(p)
- Paul Chambers(b)
- Elvin Jones(ds)
- 5〜9
- Pepper Adams(bs)
- Donald Byrd(tp)
- Kenny Burrell(g)
- Tommy Flanagan(p)
- Paul Chambers(b)
- Louis Hayes(ds)
- Oct.24&31.1959.(1)〜(4)
- 1960.(5)〜(9)
- LONEHILLJAZZ
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