Let Me Tell You 'bout It/Leo Parker
「バリトンのパーカーと呼ばれた男」っていうか、本人の名前がパーカーじゃん・・・。もともとは、アルト奏者なのですが、ビリー・エクスタイン楽団でバリトンを探していて、「ユーはバリトンも吹けるんだって?」と云うわけで、やらされちゃったらしいです。

楽器も買ってもらっちゃったしね。リードアルトに、本家チャーリー・パーカーが居たんじゃ、しょうがないです・・・。イリノイ・ジャケー(ts)のバンドでブレイクした、彼の演奏スタイルはまさに、黒い、臭い、濃い、の三拍子そろった体育会系ビバッパーです。60年代ブルーノートの醍醐味ですな。リーダーアルバムは、この1枚と、後に出た未発表盤の2枚を残して、死んでしまったという不遇の人です。享年36歳。
- アップテンポのオリジナル。テキサステナーならぬ、テキサスバリトンと表現すべき、豪快なブロウ。豊かな音色です。「最初にバリトンでビバップを演奏して見せた男」と云うのは本当でしょう。確信します。淀みないフレージングとスイング感。最高です。ウーファースピーカー大活躍!ラッパのジョン・バークって人は知らないんですが、いい音です。ワンコーラスしかソロを取っていないのが残念。テナーのビル・スウィンデルはアルトが本職のR&Bプレイヤー。ちょおっとピッチが怪しいが・・・。ブロウで吹き飛ばしてしまうという、力業で乗り切っています。男だぁ〜!
- ソウルスピリット溢れたブルースナンバー。パーカーがワンホーンで、渋く黒いソロを繰り広げてくれます。粘っこい!肉食ってる奴らには、勝てませんね・・・。
- 表題曲。教会音楽の香り漂うゴスペルナンバー。荘厳な雰囲気のゴスペル風イントロから始まり6/8のテーマ・・・。が、お前ら!ピッチ悪すぎるぞ!たぶん、そういうことは気にしないのが正解です?
- ビル・スウィンデルが炸裂しています。可笑しすぎる・・・。が、これからって所でソロが終わっちゃうのが、残念です。当時のレコーディングだから、しょうがないか。
- ミディアムテンポのパーカーのオリジナル。いなたい。気持ちよさそうにスイングしていますね。
- ピアノのサリム作ファンキージャズチューン。「ちょっとアレンジもの演ってみようぜ。」みたいなノリなんでしょう。全く凝ってないんですけど・・・。たぶん、目で合図しながら演っているぞ。コレ・・・。
- この時代らしく「スウィート・ジョージア・ブラウン」のコード進行でジャムるってヤツ。パーカーとスウィンデルの2サックスバトルです。テキサスサックス炸裂!濃い・・・。
- ボーナストラック。次回作の幻になりかけたアルバム「ローリン・ウィズ・レオ」収録の未発表テイク。
- 録音時間オーバーになった別テイク。オリジナルよりも、それぞれのソロが長くて白熱していて良い。
- Glad Lad
- Blue Leo
- Let Me Tell You 'bout It
- Vi
- Parker's Pals
- Low Brown
- Tctb
- The Lion's Roar
- Low Brown (long version)
- Leo Parker(bs)
- John Burk(tp)
- Bill Swindell(ts)
- Yusef Salim(p)
- Stan Conover(b)
- Purnell Rice(ds)
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