Blueslike/One For All

One For AllのCriss Cross からの新譜。前作の日本レーベルから出たヤツは最悪だったので、コレは期待度大!名古屋の旅先で聴いています。


BLUESLIKEimage

今回はベースがピーター・ワシントンです。このバンドはベースが、ダブルキャストで演ってきていますね。スケジュールの問題か?ギャラ?・・・。

でもね、日本企画との差は、何なんだろうって思っちゃいます。同じ人間なのに、アルバムの出来が、こんなに違うなんて。あーぁ・・・。

  1. スティーブ・デイビスのオリジナル。溌剌としています。ジャズの王道まっしぐらって感じ。
  2. ゲッツの愛奏曲でも有名。3管でメロディーを、それぞれ分担してソロへ。テーマ部のアンサンブルが、泣かせます。ロトンディのフリューゲルの音色は、とことんフレディーに似ていますね。
  3. アップテンポのアンサンブルアレンジが最高。スティーブ・デイビスが、ちょっと息切れ気味。まぁ、トロンボーンだものね。このテンポで、よく吹けるものだ。ロトンディの流れるような、フレージングが美しい。アレキサンダーは、言わずもがなで・・・。ファンスワースのバップ王道ドラムも(´∇`)ケッサク
  4. ボサです。バート・バカラックなんでしたか。このハモりが、美しいなぁ。哀愁たっぷりに、ロトンディがフリューゲルで、歌いあげます。音色も文句なし。シブイ。ソロはピアノのみ。さらっと、まとめて来ました。
  5. 表題曲。デヴィッド・ヘイゼルタインのオリジナル。「ブルース、みたいなぁ。」って、言うよりホレス・シルバー風?ピータ・ワシントンが、いいぞ!このリズムのノリは、いいね。よしよし。いきなり、切れてソロに入ってくるロトンディ君ってば・・・。ハラヒレホロフレージングも、楽しくなっちゃいます。ピアノソロの倍テンで、ちょっとドキドキ?
  6. 「ヤサシク」ってバラード。アレキサンダーのオリジナル。この前ライヴ を観たとき、アレキサンダー君は、日本語が達者になっていて、ビックリしました。このテナーの音色には、腰砕けちゃいますね・・・。格好よすぎます。
  7. ジャズジャイアンツに捧げて、2曲演っちゃいます。まずは、ナイーマです。3管アレンジでラテンちっくなのは、ちょっと格好悪いゾ・・・。
  8. じゃいすてーっ!誰か叫んでる?ちょいと、いなたいアレンジです。イエーィ!全く破綻のないアレキサンダーは流石です。続いて、ロトンディの変態ちょっと入ったソロも可笑しい。ギャッホーッ!
  1. Five Outs To Go
  2. We'll Be Together Again
  3. Till There Was You
  4. In Between The Heartaches
  5. Blueslike
  6. Yasashiku
  7. Naima
  8. Giant Steps
  • Eric Alexander(ts)
  • Jim Rotondi(tp,flh)
  • Steve Davis(tb)
  • David Hazeltine(p)
  • Peter Washington(b)
  • Joe Farnsworth(ds)

写真クリックでAmazonで試聴&購入!

2004年12月18日 (土) at 17:06



1年前の同日エントリ 2年前の同日エントリ 3年前の同日エントリ 4年前の同日エントリ 5年前の同日エントリ 6年前の同日エントリ