Equilibrium/Alex Sipiagin Sextet
CrissCrossからの通算4枚目となるリーダーアルバム。キコスキーのトリオをバックに、クリス・ポッター、スコット・コリーという、最強メンバーによる三管編成で、臨みます。
ロシア出身で、今や、飛ぶ鳥を落とす勢いのアレックス・シピアギンです。ちなみに、マンデイ満ちるのダンナです。穐吉敏子が、お母さんで、ルー・タバキンが、お父さん(もう離婚しちゃったけど・・・)でって、物凄いファミリーですな。
殆ど、彼のオリジナルで、モダン・メインストリーム、ど真ん中な感じの、イカした曲が多いですね。いいっす!最近、キコスキーってば、エレピに凝っていますね。なんか、アーバンでブルーな感じで、カッコイイです。1曲目なんか、複雑なフロントのラインと、重厚なアンサンブルと、相俟って、都会的でオシャレな感じです。7曲目のファンクも、エレピが効いていて、お気に入り。5曲目と9曲目は、3人のフロントによる、どフリーです。うーん、彼には、向いていないかも・・・。
ちょっと、聴くと、トロンボーンの様に太い中低音域が、魅力です。そのくせに、ハイノートも、ビシッと決めちゃうんだから。テクニック抜群!どうやれば、こんな音色を出せるんだろう・・・?
- Mood 2
- Equilibrium
- Evidence
- Sonhando Com O Meu Primeiro Amor
- Free 1
- High
- Good Morning
- Blues For Kids
- Free 2
- Alex Sipiagin(tp,flh)
- Chris Potter(ts,ss)
- David Binney(as,ss)
- David Kikoski(p)
- Scott Colley(b)
- Gene Jackson(ds)
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