12月中旬某日の休日。赤レンガのクリスマスマーケットに行こうか、と言う事になりまして、車で出掛けました。夕方から雨の予報でしたが、サクッと見て帰ろうとしたのですが、スケートリンクが出来ているのを見て、息子と滑ってみようと。こう見えても信州育ちの田舎出なので。
3秒でコケました。ギックリ腰のサポートベルトを付けたままのスケートは無謀でした。一瞬の事、右手に激痛が走り「あ！やってしまった…」と悟りました。
まだ滑りたいと泣く子に、ただ謝りつつ、冷や汗ダラダラで、タクシーで馬車道の病院に連れて行ってもらい…。ダンボールと紐で作った簡易三角巾ギプスを作ってくれたり、保冷剤湿布をしてくれたりと、リンクのスタッフに大感謝です。
予報通りの、そぼふる冷たい雨の中、泣く子を連れて、僕がナビをして、超ウルトラスーパーペーパードライバーのカミさんが決死の運転で、家までたどり着きまして。ありがとう。
翌日、近所の病院で診てもらうと、幸い、手術の必要な程、崩れていないとのことで、一安心。手首の骨折では、小さい骨の集まりなので、グシャっと潰れる事が多いそうで、そこまで酷い状態では無いと。
と、高齢者の憩いの場のような、総合病院で言われて、ちょっと笑ってしまう、もうすぐゲージュウのオッさんでした。しかし、右手が不自由だと、何も出来ないものですね。車の運転も、ハサミも、包丁も、使えないという…。箸も持てない。左手でスプーンとフォーク、ベルトとジッパーが全開のままなので、ずっとジャージで過ごし、頭も洗ってもらい、ギックリ腰から一ヶ月も経っていないのに、またしても家族には世話になってしまい、帰省も出来ず、申し訳なく思います。
指は問題なく動くのですが、練習が必要だったり、初見のアンサンブルなど、タイトな演奏は無理と判断して、12月中全ての演奏活動をキャンセルさせていただきました。関係各所には、大変な御迷惑と、御心配を、おかけしてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした。心からお詫び申し上げます。
おかげさまで、順調に、骨が、くっつきまして、昨日から、演奏の仕事を再開致しました。気合いを入れて、頑張ります！よろしくお願い致します。
