SATURDAY NIGHT JAZZ vol.48

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横浜人形の家」あかいくつ劇場でのジャズライヴ企画48弾です。前回のJazz Maniacs Liveは3年前だったか。今回は、うって変わってジェリー・マリガン特集でピアニシモを聴かせる試み。演れば演るほど、味わいの深みにハマる達人たちの凄みを味わう事になるバンドカラーです。空間を、もっと大切に考えないといけないなぁと反省しきりですが、コードレスというバンド形態は、演る側にとっては、とても面白くて興味深いモノなのです。

こんなマニアックな音楽なのですが、お客さんは皆さん「おもしろかった」と言ってくれたのが、うれしかったです。ライヴハウスは怖くて入れませんと、つぶやいていた横浜ジャム音楽学院の生徒もホールライヴなので、来てくれて、これからはライヴハウスにも通って欲しいと願います。こういう気軽に音楽に親しめる場は大切にして欲しいモノです。

メチャクチャはら減ったので横浜ジャム音楽学院学校裏の阿里山でメシ。もやし炒め100円!高くても800円くらいで腹一杯になれる野毛の本格中華。オススメです。

ルームメイト/今邑 彩

ルームメイト (中公文庫)image

多重人格者ミステリーサスペンスです。ルームメイトの失踪から事件は次々に殺人事件が起きるテレビ的な展開。主人公の女の子も、かなり行動的で突き進む姿に違和感を覚えつつ、読者は、すでに中盤で犯人に目星が付いてしまうわけなので、興味の持続を促す上で、もっと陰とした、ジメッとした、人間くさい人物の描き込みが欲しかったかな。

発端がルームメイトの失踪で1人の体に共存する人格たちもルームメイトとして表現されていますが、御都合主義的に発現する、それぞれの人格が、ありきたりで、飽きがくるのも正直なところの感想。全ての事象が多重人格で説明できてしまうのって、なんでもありのスーパーマン的な前提になってしまうから…ちょっとキビシイかな。封印されたモノローグに出現する第三人格の発現理由が全く説明できない所に、この多重人格という設定を乱用しすぎた結末となってしまいました。医学的に、どうこうという事は分かりませんがね。

[ライヴのお知らせ] 2010年5月29日(土) SATURDAY NIGHT JAZZ vol.48

SATURDAY NIGHT JAZZ vol.48
よろしくお願いします。

横浜人形の家」あかいくつ劇場でのジャズライヴ企画48弾です。継続は力なり。(笑)

去年のラフ&スティングでのライヴが思いの外面白かったので、Jazz Isのライヴでも演ってみたりと、すっかりウエストコーストコードレスバンドにハマってしまったわけです。ジェリー・マリガンは聴けば聴くほどウマイ!と唸ってしまう達人。このあたりの曲をコードレスでお届けします。

  • 18:30 開場 19:00 開演
  • 入場料 予約&前売り¥2,300 当日¥2,500 学生¥1,500
  • 横浜人形の家(4 階あかいくつ劇場)
  • 〒231-0023 横浜市中区山下町18 番地
  • TEL:045-671-9361
  • お問い合わせ&ご予約は
  • 090-3088-1526(岩堀)または
  • E-Mail: oohori@d3.dion.ne.jp(大堀サックス研究所)まで

ADLIB ジャムセッション 2010/5/21

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今夜の飲み場所を考えていたところ Twitter の工藤君のつぶやきを見て二年振りに行ってみたADLIBのジャムセッションです。ピアノの位置が変わっていたり、禁煙になっていたり、浦島太郎状態だったわけです。

関口君は初めてだったのですが、六角橋界隈では有名なビバップマンションに在住と云う事で、ご近所さんと判明。ヨーロッパ的なタッチが印象的でした。ゲルシーの本名を初めて知ったのも衝撃。フロントが相変わらず少なくて寂しいですが、アルトと2管で演ったチェロキーが超久々で楽しかったです。

ひとしきり飲んだ後、Little Johnで缶ビールを1本。やっぱり、ココは落ち着くなぁ。