増根哲也(b)率いる40/20 orchestraの岩崎博物館コンサート10回目は「インド夜想曲」と題したパフォーマンスでした。40/20 orchestraの前身で小編成だった R.A.P では朗読や舞踏とのコラボで演っていたらしいんです。アントニオ・タブッキの原作をアラン・コルノーが映画化したもので、バンマスの大好きな、くらぁ〜い映画だそうで…。
「お客さんの拍手をいかに遮るかが今日の課題」と話していたバンマスです。登場人物の会話朗読を曲間に挟み、まさに自分の頭の中で映画を観ている様な雰囲気。それぞれの場面に併せた曲を演りながら物語が進んでいきます。面白い!
新曲のアップテンポの4ビートは難しかったなぁ。リハーサルが終わってから珍しくパート練習してしまいました。そして最近買ったリーダーアルバムが、すっかり僕の愛聴盤になっている、伊勢秀一郎さんの相変わらずのストイックなワールドは強力だったのです。かっこいいなぁ。
いつもの珍妙な駄話を期待しているお客さんもいるかと思いますが、たまには、こんな雰囲気も良いんじゃないでしょうか。そして次回までに、この映画と原作を観ないとな。と思いました。