ジュリアード音楽院ジャズプログラムの教授ウォーレン・ヴァッシェによるクリニックDVDです。同時通訳風の日本語訳も、付いていて、面白い。というか、これは笑える訳だったりします。

昨日の仕事の休憩時間に、あまりに暇なので、PowerBookで観ていたDVDです。

今時珍しい両面焼きのDVDです。Side Aでは、基本的なレッスン風景が、収められています。楽器の持ち方から、呼吸法、アンブッシュア、タンギング、フィンガリング、そして、総合。

15歳の少女ローラや、パーカー好きな10歳のジェイコブ少年の可愛らしさも漂う、楽しいレッスンの中にも、忘れがちな基本奏法を的確にアドヴァイス。流石に、教え上手ですね。最初に、悪いクセを付けない事が、非常に大切です。口元、姿勢、そして譜面の３分割画面で、見やすくて、参考になるアングルですね。生徒には、お子様の他に、呼吸法でジュマーニ・スミス、クラーク教則本の練習でライアン・カイザーの弟ジャスティンが出てきてビビる・・・。

Side Bには、ヤマハの工場見学と、ジャズコンボでの実践、インタビュー、教則本リストなどが収録されています。この前ライヴを聴きに行った超新星ドミニク・ファリナッチが、生徒で一緒に演奏していて、またまたビビる。いやぁ、美しい。

全ての譜面も見ることが出来て、分かりやすい。基本を忘れちゃいけないのです。Keep Practice ！

写真クリックでAmazonで詳細を観る