Roberto Gatto Quintet @ Blue Note Tokyo
- Roberto Gatto(ds)
- Flavio Boltro(tp)
- Daniele Scannapieco(ts)
- Dado Moroni(p)
- Rosario Bonaccorso(b)
お目当ては去年のライヴで多国籍即席バンドに突っ込まれ、英語が話せないので、力が入っていた感のあるフラビオ・ボルトロです。今日はリラックスした雰囲気で、相変わらず「フゥ〜ッ!」って叫んでいました。マイルスを模索中なのか音数も抑え気味で物足りないかも?テナーのダニエレ・ スカナピエコは、よく分からない。音数多くて上手いんですけど、それだけな感じで音に説得力が無いかな。やはり、バックのベテラントリオとの差が感じられてしまいました。ダド・モローニが抜群です。ベースのロザリオ・ボナコルソもヨーロッパのベーシストらしく気持ちよく鳴るのです。リーダーのロベルト・ ガットは、イタリア男の基本なのか、ずっと客席のガイジンおねえちゃんを見つめていました(笑)。
マイルス・デイビスの代表曲を演奏する企画のバンドです。しかも1964年から1968年の黄金期限定です。いきなり超高速Joshuaからオープニングでした。カッコイイ!ボルトロは低い音まで良く鳴りますな。Footprintsのボナコルソのソロは圧巻でした。ベースの音より声の方に気が行っちゃうよ...。Basin Street Bluesのアレンジはスマートで欧州ジャズらしさが漂います。モローニのコードワークに素早く反応するボナコルソ。いなたい。So Whatでは間違えてAll Bluesを弾き始めるおちゃめなボナコルソさんでした。最後のSeven Steps To Heavenも、また超”光”速です。スカナピエコはここぞとばかりに音を詰め込むのですが、玉砕...。この人はもっと大きく音楽を捉えることが必要じゃないかしら?アンコールのMy Funny Valentineのバラードプレイでは良いテナーサウンドを披露していたのに残念です。
ジャズプレイヤースタンダード連発なので、セッション的な雰囲気も漂うのです。もっと思い切ったアレンジも必要かと思われます。このフロント抜きのトリオで聴きたかったというのが、本音な感想だったり...。
日曜日のセカンドステージだったのですが、客の入りは半分程度。ま、ビッグネームではないけれども、昨今イタリアンジャズって騒いでいた割には、醒めるのも早いニホンジンなのでした。つか、高すぎるよ。今日はチャージ3千円くらいで、飲んで食べて、みんなで騒いで帰るってパターンが美しいジャズライヴだと思うのですが。