ダ・ヴィンチ・コード(上・中・下)/ダン・ブラウン
映画を観ても、読まないと分からない部分が多いんです。コレでスッキリしました。
この作品は、一言で云うと、壮大なコラージュサスペンスです。エイリアンVSプレデターVSヴァネッサ・パラディ並のB級映画の宗教版サスペンスなのでしょうか?(笑)トム・クルーズとか、メル・ギブソン(対照的な教義なのですが・・・)とかの信じている、分け判らない宗教も含めて、全てをごちゃ混ぜにして、世の中はコラージュで出来ているのだと思い知らされる一品です。
映画と原作で、俳優の印象が全く違うのです。ラングドン役は、トム・ハンクスよりも歳くった印象だったし、ファーシュ役のジャン・レノは、全く、合っていませんね。もっと落ち着いた感じでしょう。ソフィー役のオドレイ・トトゥは、まぁいい感じです。シラス役のポール・ベタニーは、鬼気迫る演技で、ぴったりな感じかな?と、個人的な印象ですが・・・。
やはり、小説でも前半は、スローテンポで、説明臭くて、読むのが大変でした。なんとか前半はパリの風景やルーブルを思い出しながら読み進む楽しさを見いだしましたが、ロンドンに至っては、想像するのみ。
アナグラムが、日本語だったらいいのにね・・・。翻訳の関係もあるのでしょうか、非常に分かりづらい言い回しが多いのです。象徴学の説明で「金星が八年周期で黄道上に五芒星(ペンタクル)を描く」の辺りなんかはチンプンカンプンでした。
で、Web で調べてみたら、どんぴしゃで、解説している Blog がありました。SHINOblog さんの記事です。うを!フラッシュです。こういう事だったんですかぁ・・・。
関係ないけど「世界の巨大恐竜博2006」に行ってらっしゃるようで、羨ましい。行きたい!
後半の展開の早さは、サクサク読めます。展開を知っていても、ワクワクしながら読んでしまいました。気になる点としては、映画でも思ったんですが、ソフィーの真実が明かされたあたりは、もっと情緒的に書いても良いんじゃないかなと思うのは、日本人だからでしょうか?
さて、このシリーズ、次は「ユダの福音書を追え」に、取りかかろうと思っています。
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