Smile/Dominick Farinacci
ドミニク〜。ジャケの綺麗な女性は、何処の誰なのっ?って、ヤキモチ焼いちゃいます。

参った・・・。ドミニク・ファリナッチは、「Say It」「Besame Mucho」と聴いてきたわけですが、そのテクニックもさることながら、歌心、叙情性も兼ね備えた、恐るべき若手トランペッターで、その進化も凄まじい・・・。一作ごとに、成長していく様は、毎回の新作が、楽しみに感じられるミュージシャンの1人です。
CDの帯に「順風満帆!」とデカデカと書いてあります。まさに、そんな感じですな。音色の美しさと、タンギング、そしてビブラートの上手さには、全く年齢不詳な素晴らしいサウンドといったところ。「The Nearness Of You」や、ピアノデュオで演奏される「Smile」といった、バラードでの表現力は、とても20代前半の若僧とは、思えません。個人的には「I Remember Clifford」を、もっと臭く演って欲しかった。物足りない。
「CTI時代のフレディみたいな事も演ってみたい。」と、語るドミニクです。うーん、よく言った。スタンダードの「Come Rain Or Come Shine」で、見せるイナタイ8ビートのアドリブフレーズは、そんな雰囲気が漂ってきますね。オリジナルも、いいぞ。スローなマイナーブルースの「The Grey Goose」では、リーブマン状態のジョン・イラバゴンとの絡みが、圧巻です。小粋な「Relaxin' At Peter's」も、良い感じです。中村恭士のベースランニングが、凄く安定感があって、心地よい。やっぱり、同じ日本人でも、アメリカ育ちだと、こういうトラディショナルなジャズで、実力が滲み出てしまいますね。
24日に西藤大信(g)ニューヨーク・クインテットのゲストで、モーション・ブルー ライヴです。こりゃあ、もう、今から楽しみです!
- Who Cares
- The Nearness Of You
- Estate
- Just One Of Those Things
- I Remember Clifford
- Come Rain Or Come Shine
- The Grey Goose
- Relaxin' At Peter's
- Smile
- Dominick Farinacci(tp)
- Jon Irabagon(as,ss)
- Dan Kaufman(p)
- Yasushi Nakamura(b)
- Carmen Intorre,Jr.(ds)
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