Colors of Manhattan/Eddie Henderson

昨年末の Mingus Big Band のライヴでも来日していた、精神科医トランペッター(笑)エディ・ヘンダーソンのイチオシ CD です。


Colors of Manhattan

リリカルなプレイスタイルが持ち味で、非常に美しい音色です。一時期演奏活動から身を引いていたので、再開後の録音は、主に90年代というわけで、日本における知名度も、イマイチなんですが、そのプレイは、鳥肌モノです。ワンホーンアルバムとして、ハイレベルな出来です。録音も良いし、国内盤が出てもよいハズなんですが、残念ながらレアものなので、なかなかストアでも、見つけることができませんね・・・。

1曲目からバラードです。「Everytime We Say Goodbye」フリューゲルの甘い音色と、間を大切にした、抑制されたフレーズに、頭を垂れ聴き入る deep さんです。アイラ・コールマンのラインにも味がある美しいプレイ。
スタンダードのラテンチューン「Old Devil Moon」のルイス・ナッシュのグルーヴ感は、素晴らしい。空間に切れ込むスネアの鋭さ。エディの熱いミュートプレイにもドキドキします。
「Goodbye」は、すごくマイルスっぽいプレイだったり・・・。インタープレイの楽しさが、充分味わえる、バラードプレイのお手本のような演奏です。
ラテンナンバー「El Gaucho」のクールな雰囲気は独特です。アイラのベースラインは、唄ってますねぇ。
「Fleurette Africaine」は、妖艶な雰囲気いっぱいです。ピアノとフリューゲルのインタープレイを、存分に味わえます。
「Armaggedon」は、3+5の変拍子で、ユラユラと。的確な音使いに、一音入魂のダンディズムを感じます。孤高のトランペッターぢゃなぁ。
「For All We Know」のバラードプレイは、絶品です。音に説得力のあるミュージシャンの底力です。
ロマンティクなワルツ「You've Changed」です。アップテンポで、乱れのないフレージングに、燃えますね。ルイス・ナッシュのブラシも、上手いなぁ。
  1. Everytime We Say Goodbye
  2. Old Devil Moon
  3. Goodbye
  4. El Gaucho
  5. Fleurette Africaine
  6. Armaggedon
  7. For All We Know
  8. You've Changed
  • Eddie Henderson(tp,flh)
  • Laurent de Wilde(p)
  • Ira Coleman(b)
  • Lewis Nash(ds)
  • Rec.May.7,8.1990.
  • Charlotte

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2006年02月10日 (金) at 15:28



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