Too Soon to Tell/One for All

クリスクロスレーベルの代表選手とも言える3管ビッグコンボ。シャープナインレーベルから出していた初期のアルバム。


Too Soon to Tellimage

同時期の録音で同じシャープナインの「Optimism」がありますが、リリース順だと、これが彼らのデビュー盤ですね。メンバーの持ち寄ったオリジナルが中心で、3管アレンジも冴えていて、聴き応え充分です。

ジム・ロトンディのオリジナルの「Too Soon to Tell」ですが、とっても、ゆるくて楽しい。やはり、エリック・アレキサンダーが、ずば抜けていますね。
スタンダードの「Alfie」は、アップテンポなボサという意表を突くアレンジです。3管アンサンブルも凝っていて、面白いですね。
ロトンディのオリジナルサビ付きブルース「Stranger Than Fiction」も、いいぞ。ロトンディの変態ソロが炸裂しています。
バラードの「Dedicated to You」では、アレキサンダーをフューチュアして。シブすぎる。
アレキサンダーのオリジナル「Blues for All」、みんなのブルースです(笑)。どこかのビッグバンドアレンジのソリの様なテーマです。一丸となった演奏です。
「Betcha By Golly,Wow」は、スタイリスティックスのカバー。う〜ん、こんな感じになっちゃうのね・・・。デヴィッド・ヘイゼルタインのアレンジかな?リーダーアルバム「Four Flights Up」でも、演っていますしね。
スティーブ・デイビスのオリジナルで「Visionary」は、モダンなアレンジが、カッコイイ。6/8で、ガシガシ盛り上がるのでありました。
ヘイゼルタインのアップテンポなラテンもの「Captain's Song」は、ソロで4ビートに突入するあたりが、叫び所です。
  1. Too Soon to Tell
  2. Alfie
  3. Stranger Than Fiction
  4. Dedicated to You
  5. Blues for All
  6. Betcha By Golly,Wow
  7. Visionary
  8. Captain's Song
  • Jim Rotondi(tp,flh)
  • Eric Alexander(ts)
  • Steve Davis(tb)
  • David Hazeltine(p)
  • Peter Washington(b)
  • Joe Farnsworth(ds)
  • Rec.Feb.25.1997.
  • Sharp Nine

写真クリックでAmazonで試聴&詳細をみる

2006年05月29日 (月) at 11:09



1年前の同日エントリ 2年前の同日エントリ 3年前の同日エントリ 4年前の同日エントリ 5年前の同日エントリ 6年前の同日エントリ