Nica's Dream/Charito With Manhattan Jazz Orchestra

チャリートは日本在住のベテラン実力派ジャズヴォーカリストなのです。ビッグバンドをバックに唄うというのは、ヴォーカリストにとっては、ひとつの夢でしょうね。さらに、マシューズのお手軽、お気軽なアレンジ(いい意味で)も、唄モノとして、しっくりくる一貫性があります。しかし「Swing,Swing,Swing」同様、ランディはソロ取ってないし・・・。この手の楽曲って、彼にはピッタリなのでは?と思うのですが、残念。
「Nica's Dream」のヴォーカルというのは、珍しいのではないでしょうか?ホレス・シルバーは全ての楽曲に、歌詞を付けているそうなので、不思議ではないですかね。原曲に忠実なアレンジで、スコット・ロビンソンのバリトンソロがシブイ。
スティービー・ワンダーの「Superstition」は、おしゃれなボサバージョンアレンジ。独特の雰囲気です。クリス・ハンターが爆発しています。
「Caravan」ですが、
この前のライヴで、唄とインストではメロディーが違うのが、この曲の特徴だと教えてもらいました。酔っぱらっていて、どっちがどっちなのか、忘れてしまいましたが・・・。やはり、クリス・ハンターが大暴れする中、突然、低音族が「至上の愛」を演りだして、のけ反りました。そして、ビッグバンドとのスキャットバトルでフェードアウト・・・。ここから面白そうなのにねぇ。
トヨタ「Vitz」のCMに使われた「Marron 5」の「Sunday Morning」です。「Karas Flowers」と言われた方が分かりやすいオッサンです。原曲の大人な雰囲気のまま、まったりと。
スティービーの定番「Sir Duke」は、マシューズらしい迫力の全員大ユニゾン大会です。小気味良くスイングします。
マシューズのオリジナル「Dance Of Love」は、スローな8ビートバラードです。チャリートの声質に、ぴったりなメロディアスな小品です。
フィル・コリンズの「Against All Odds(Take A Look At Me Now)」は、往年のビッグバンドサウンドで迫ります。こういう伝統的なジャズバージョンアレンジは、マシューズの巧さが光りますね。
ジャズスタンダードのバラード「The meaning Of The Blues」です。バラードは、生で聴きたくなりますね。リラックスした感じで、よいです。
ビリー・ジョエルの「Just The Way You Are」を、意表を突いた4ビートアレンジで、いなたく演っています。こうくるとは、思わなかった・・・。
スティービーの「Master Blaster(Jammin')」は、この編成にぴったりじゃないでしょうか?チューバがキテいます。マシューズは、J.B. のホーンアレンジを担当していただけあって、こういう R&B 系は、得意ですね。チャリートのレパートリーの幅も広いです。
ベイビー・フェイスの「I'll Make Love To You」は、3連モノのスローナンバー。こういう曲の唄い込み方には、ベテランの貫禄すら感じます。
- Nica's Dream
- Superstition
- Caravan
- Sunday Morning
- Sir Duke
- Dance Of Love
- Against All Odds(Take A Look At Me Now)
- The meaning Of The Blues
- Just The Way You Are
- Master Blaster(Jammin')
- I'll Make Love To You
- (tp)Walter White,Randy Brecker(2,3,4,5,6,8,10),Ryan Kisor(1,7,9,11),Scott Wendholt,Lew Soloff
- (tb)Jim Phugh,John Fedchock,Larry Farrell
- (btb)Dave Taylor
- (frh)John Clark,Fred Griffin
- (tuba)Tony Price
- (as,fl)Chris Hunter
- (ts,ss)Aaron Heick
- (bs,bcl)Scott Robinson
- (p,cond)David Matthews
- (b)Chip Jackson
- (ds)Terry Silverlight
- Rec.Feb.23,24〜28.2006.
- CT Music
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