Crossing the Line/Pat La Barbera Quintet

ラ・バーベラ兄弟のサックスの人、パットのクインテットです。


Crossing the Lineimage

3兄弟揃い踏みのビッグバンド「Fantazm」で知ったパット・ラ・バーベラですが、兄弟で一番有名なのはドラムのジョー・ラ・バーベラでしょうね。ビル・エヴァンスのドラマーとして活躍していました。そんな2兄弟のバンドに、ランディ・ブレッカーを迎えてのライヴ盤です。パットのオリジナルも4曲あって、聴き応えは充分です。

表題曲「Crossing the Line」は、モードでゴリゴリきてます。メカニカルなテーマです。粗野とも言える野太いトーンのパットです。結構、現代的なソロです。
ターンバックのコード進行が気持ちいい「Yours or Mine or Blues」は、リリカルなマイナーブルースです。エルビン・ジョーンズ・ジャズマシーンにも参加していた事もあって、この辺のコルトレーンっぽいヤツが好きそうです。
ボサっぽい「Mind Games」のランディは、細切れなアプローチで直情的なソロで、久々に変態系な彼の持ち味が出ていて、良いです。対して、パットの音選びは的確。テンポが走っているのはライヴ感ってことで許します。
バラードの「There's a Lull in My Life」は、パットの重心の低いトーンが印象的です。珍しく、ランディのオーソドックスでジャジーなソロも良いです。
コルトレーンの愛奏曲でもあった「While My Lady Sleeps」は、アップテンポでバピッシュな一品です。熱いセッションです。
「It Used to Be」のブライアン・ディッキンソンのイキそうでイカないバランス感が、ゾクッっときます。
モンクの「Bye-Ya」で〆。いきなりランディが、ぶちかましています。年甲斐もなく、変わりませんねぇ。つか、よく鳴るなぁ。
  1. Crossing the Line
  2. Yours or Mine or Blues
  3. Mind Games
  4. There's a Lull in My Life
  5. While My Lady Sleeps
  6. It Used to Be
  7. Bye-Ya
  • Pat La Barbera(ts)
  • Randy Brecker(tp)
  • Brian Dickinson(p)
  • Neil Swainson(b)
  • Joe La Barbera(ds)
  • Rec.Apr.15.2004.
  • Jazz Compass

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2007年04月29日 (日) at 12:10



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