Native Land/Joe La Barbera Quintet
パットのアルバムに続いて、弟のドラム、ジョーのクインテット。

晩年のビル・エヴァンスのバンドのドラマーです。トランペットがクレイ・ジェンキンス、テナーにボブ・シェパードの2管フロント。ちょっと、西海岸のしゃれっ気のある雰囲気のメンツかと、先入観を持って聴いてみたら、大間違い。ゴリゴリとした正統派なクインテットでした。クレイのラッパが、いい音しています。スタン・ケントン、ベイシー楽団などを渡り歩き、スタジオでも重鎮となっている音色に、納得の存在感です。リバーブ深すぎる録音は、いただけないのですが...。
「Boxer Rebellion」はダイナミックな躍動感あふれるアレンジが魅力です。意外に手数の多いジョーです。
「Sixth Sense」で、第六感ですが、5拍子に2拍3連のメロディーが乗るポリリズムです。トム・ウォリントンのベースが、うねります。浮遊感のある変型ブルース進行です。ボブのソプラノは、どうなん?
表題曲「Native Land」も、5拍子と6拍子が混在する難しそうな曲。ながら、こっちは元気いっぱい。スパニッシュっぽくハンドクラップとパーカッションも入って、楽しいアレンジです。ボブのソプラノが、コルトレーンというかリーブマンというか、そんな感じで、(・∀・)ニヤニヤしちゃいます。
バラードの「Longing」は、クレイのワンホーン。独特の温かい音色です。
「Desert Calm」は、とても雰囲気のある曲です。砂漠です。インディアン出そうです。つか、5拍子が、ぴったり。
「Everybody's Song But My Own」6/8ですね。やっぱり、あっちの人は変拍子好きですね。
「For All We Know」は、ボブとアラン・パスクァのデュオです。バンマスは休憩中。
「Manne-Risms」は、ドラムソロ。
みんな戻ってきて、賑やかにスタンダード「Just in Time」です。ウォリントンとジョーのデュオがスリリングで楽しいです。そこからの混沌が、また楽しい。
- Boxer Rebellion
- Sixth Sense
- Native Land
- Longing
- Desert Calm
- Everybody's Song But My Own
- For All We Know
- Manne-Risms
- Just in Time
- Clay Jenkins(tp)
- Bob Sheppard (ss,ts)
- Alan Pasqua(p)
- Tom Warrington(b)
- Joe La Barbera(ds,per)
- Aaron Serfaty(per)
- Rec.Aug.17,18.2006.
- Jazz Compass
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