Outpost/Freddie Hubbard
アンブロゼッティを探していたら、エンヤの再発が沢山あったので購入。というわけで、enja の80年代モノ。

エンヤレーベルでのリーダー録音はコレ一枚じゃないかな。レーベルのヨーロッパ的なサウンド志向のせいなのか、録音のせいなのか、フレディー・ハバードのブッ太い音圧が出てこないのです。ちょっと物足りないのですが、このトリオをバックに従えて悪いハズもなく、アル・フォスターの切れの良いドラムワークだけでも満腹になるのでした。
CTI や Colombia にクロスオーバーなジャズフュージョンを録音していた1970年代から、メインストリームな正統派ジャズのハービー・ハンコック V.S.O.P などに参加する移行期にあたる作品といった所でしょうか。ま、何を演っても、芸風は変わらないのがハバードの「男」を感じる所ですね。
オリジナルの「Santa Anna Winds」は ECM っぽく始まるのです。その後、モーダルに盛り上がります。バスター・ウィリアムスのうねるベースは聴きもの。弓も雰囲気が出ています。
スタンダードの「You Don't Know What Love Is」はフリューゲルのサウンドが素晴らしいバラードです。これは間違いなく名演です。
ハバードといったらコレ!って位に「らしい」曲の「The Outpost Blues」の難しいテーマを、いつか出来るようになりたいと思っています。本能むき出しのハバードの直球ソロは圧巻です。
ウイリアムスの「Dual Force」は、なんか聴き覚えがあるぞと思ったらハンコックの「
The Prisoner」で演っていた「Firewater」と同じ曲。「The Prisoner」のビッグコンボの重厚なサウンドとは一味違ってワンホーンでスッキリとしたミディアムスイングの小品です。
エリック・ドルフィーの「Loss」は冒頭のバンピーなトリオの演奏が、とってもカッコイイです。この曲は、なんとも自由なハバードです。ちょっとイマイチかも。そのかわり、ケニー・バロンがいい感じのソロです。
- Santa Anna Winds
- You Don't Know What Love Is
- The Outpost Blues
- Dual Force
- Loss
- Freddie Hubbard(tp,flh)
- Kenny Barron(p)
- Buster Williams(b)
- Al Foster(ds)
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