Bring On The Funk/Boston Horns
クラッシックでは「ボストンブラス」が有名ですが、こちらはジャズファンクの「ボストン・ホーンズ」です。

ギャレット・サブルク(tp)とヘンリー・ダグラス・ジュニア(ts)の2管ファンクバンド。サブルクはバークリー音楽院の出身です。といっても、いわゆるオシャレなジャズファンクではなく汗臭い方向性。80年代の「ヘヴィー・メタル・ホーンズ」(笑)というバンドがもとになっているらしいのです。意外と芸歴長し。ゲストに「Solive」のサム・キニンジャー(as)を迎えて、レーベルもPヴァインと骨太なブラスファンクとなっております。アドリブはちょっと考え過ぎな感じも。こういう音楽で演るなら、もっとはじけちゃっていいし、むしろ無くても良いのでは?
「Pink Polyester」は意外とポップな曲調。ジェフ・バックリッジのギターソロの後、ダグラスとサブルクのソロバトル。もうちょっと突き抜けても良いかも?と思われ...。
ボーカルものの「Dyno-Mite」で、ようやく本領発揮か?重量級のリズムに腰が動きます。ベン・ゼッカーのメカニカルなアルタードテンションを含んだエレピソロがイカす!
「Pink」はサム・キニンジャー参加の高速ファンク。先発のサブルクはブルージーな中低音中心のフレージング。続くダグラスは気合い一発で、なかなか好感持てます。空間系のインタールードをはさんで、キニンジャーの登場。と思ったら、すぐ終わっちゃった...。
ルバートの静かなイントロから始まる「A Thousand Souls」は重心の低いリズムがカッチョイイ。これもダグラスとサブルクのバトルが盛り上がります。いや〜。こういうのはライヴで聴きたいですね。
ボーカルものの「Funk #49」はキメキメのリズムとフロントの対比が面白いです。
「40s Tab」は凝ったアレンジです。ジャズっぽいけどノレます。サブルクのソロは力業連発。ラッパは、こうでなくっちゃ。
太いベースサウンドとギターカッティングが印象的な「D-Train」はキャッチーでアーシーな雰囲気。
「Love Will Slip Up On You」のキニンジャーは一枚上手といった感じ。フレージングのファンキーさはウマイ!
「Sparks」はポップなメロディー。サブルクはフレージングの処理が甘いところあるんだよなぁ。惜しい。続くジェフ・バックリッジのギターはロックで良いぞ。
表題曲「Bring On The Funk」は、まさにファンクグルーヴ!この曲はお気に入りです。
ボーナストラックでハービー・ハンコックの「Spank-A-Lee」をライヴ録音で。うー音悪っ!以前紹介したミッチェル・フォアマンのライヴ盤「
Mr.Clean」でのキレの良さに比べると、かなり重い。とはいえライヴの盛り上がりを直に感じられるキニンジャー&ダグラスのサックスバトルが圧巻。続くサブルクのソロも意外と良いです。
公式サイトから数曲ダウンロード可能です。太っ腹〜っ!
- Pink Polyester
- Dyno-Mite
- Pink
- A Thousand Souls
- Funk #49
- 40s Tab
- D-Train
- Love Will Slip Up On You
- Sparks
- Bring On The Funk
- Spank-A-Lee
- Garret Savluk(tp)
- Henley Douglas.Jr(ts)
- Jeff Buckridge(g)
- Ben Zecker(key)
- Eric Sayre(b)
- Peter Maclean(ds)
- Sam Kininger(as)3,8,11
写真クリックでAmazonで試聴&詳細をみる