Soul Connection/Dusko Goykovich

ゴイコヴィッチのenja レーベル3作が復刻されました。まずは、1993年録音の「ソウル・コネクション」から。


Soul Connection, Vol. 1image

古くはジャズ喫茶の定番アルバム「アフターアワーズ」で人気者となり、定期的に新作をリリースし、昨年はボサ・アルバム「Samba Do Mar」で話題を集めました。最近は毎年来日しているし、まさに旬なゴイコヴィッチの名盤3作が復刻されました。ファン待望のN.Y.のトップミュージシャン達と競演をはたした話題作、だったそうで。やっぱり、トミフラ聴きたい?死んじゃったしね。

  1. ゴイコヴィッチの代表的なオリジナル曲です。う〜ん。いなたい。6/8のリズムに、哀愁を帯びたメロディーが印象的。美しい。Bメロでブレイク入れる所なんかは、バッパーです。先発はトミフラから。かなり抑制された音使いですな。ドイツ人にビビったんでしょうか?(うそ)ゴイコヴィッチはフリューゲルで、ソロを取ります。ブルーノートを多用して、かなりブルーな気分です。ヒース先生のソロ。独特のリズム感ですね。流れるようなソロ構成は、さすがクィーンズ・カレッジの教授です。
  2. マイルスに捧げちゃっているバラード。ノンビブラートで迫ってくる、ハーマンミュートの音が、マイルスっぽい。もっと鋭い音なんですが、ぐぐっと心に響く音です。
  3. ボサです。インガは嫁さんの名前ですって。ジャズミュージシャンはジジイのくせに、粋な事をする人が多いですね。ちょっとムカつきます。ゴメスのソロで始まります。そうそう、この頃は、こんな音が流行りました。ゴリゴリ系です。ゴイコヴィッチの、ストレートな音使いのソロは、絶品です。お手本的な美しさ。ヒース先生は、中音域で抑えたソロ構成です。ボサには、ぴったり?トミフラは流石に達人。優雅です。
  4. アイルクローズです。クァルテットでの演奏。ハーマンミュートで、いなたく。非常にリラックスした雰囲気で、都会的なセンスが漂います。こういう、分かりやすいメロディーを、美しく唄うアドリブってのを、目指しているんですよね・・・。師匠〜!
  5. シャッフル系ブルース。ゴメスから。このバンドでは、彼が最年少で指向が違うんですよね。ちょっと、異質な感もありますが・・・。ヒース先生も、触発されたのか、ちょっと炸裂しちゃってますね。ゴイコヴィッチは、ひたすらファンキーフレーズを繰り出していきます。ライヴだったら、ずーっと、叫んでいますね。僕・・・。イェ〜〜〜ィ!ミッキー・ローカーもバップおやじ振りが、丸出しで良いです。
  6. 地中海のアドリア島のイメージらしい。叙情的な美しいバラードです。相変わらずゴイコヴィッチのハーマンミュートの音色コントロールには、舌を巻かされます。
  7. 一転、大都会ニューヨークです。クァルテットで軽快なテンポのスイングナンバー。おいしいフレーズ満載。学生はコピーしても良いかもよ。ゴメスがちょっと突っ込みすぎ・・・。
  8. バルカンな6/8マイナーブルース。ワンホーンドラムレスという編成。エキゾチックなムードです。トミフラの解釈が、唸らせます。バッキングも絶品です。やっぱりゴメスが、異質ですな。
  9. 〆はファンキーシャッフルビートで。ホレス・シルバー?ジャズメッセンジャースかよ!っていうツッコミも歓迎します。でも、ショーターの曲です。あしからず・・・。セカンドリフもイカす。
  1. Soul Connection
  2. Ballad For Miles
  3. Inga
  4. I'll Close My Eyes
  5. Blues Time
  6. Adriatica
  7. Nyc
  8. Blues Valse
  9. Teamwork Song
  • Dusko Goykovich(tp,flh)
  • Jimmy Heath(ts)
  • Tommy Flanagan(p)
  • Eddie Gomez(b)
  • Mickey Roker(ds)
  • June.28,29.1993.
  • enja

写真クリックでAmazonで試聴&購入!

2004年07月12日 (月) at 16:17



1年前の同日エントリ 2年前の同日エントリ 3年前の同日エントリ 4年前の同日エントリ 5年前の同日エントリ 6年前の同日エントリ